前号に続き、師母の分かち合ってくれたことを見て行きましょう。
「魚を切り分ける」というプロセスは、2020年に神から与えられた賜物です。これはこの世とは逆の流れです。この世は知識、精神、理性を掘り下げますが、神の国には信仰、関係、息吹によって入って行くのです。「魚を切り分ける」プロセスは、神の最も核とする御心に私たちが触れるための道を開きます。イエス様は、私たちに子供のようになりなさいと言われましたが、私たちが戻りたいと思っても戻れるものではありません。私たちには本当に聖霊が必要なのです。そしてヘリ下る必要があります。そうしてやっと目が見える様になって来ます。私たちは神に仕えていますが、子供のようにならなければ、神の御心に触れることはできません。私たちは神の為に仕えていると思っていますが、実際には自分たちの思いに仕えているのです。
「魚を切り分ける」プロセスで最も重要なことは、要約文を書き出すことではなく、この道をどの様に歩むのか、その感覚を掴むことが出来るかどうかで、そうやって神の心に触れることができるかどうかなのです。結果に焦点を当てるのではなく、私たちの心が子供の頃の様に戻れたかどうかに焦点を当てます。それは原始的で真実なもの、純真で単純なものです。子どもの様になれないなら、信仰を持つ事はとても難しくなります。それは多過ぎる思考は信仰を無くさせるからです。 私たちは神を信じていると思っていますが、実は自分の入念で綿密になった思考を信じているのです。しかし心が単純な人ほど「魚を切り分ける」プロセスにより簡単に入っていけるのです。