


クリスチャンとして、私たちは喜んで神様についていき、神様に仕えます。しかし、どのようにしてそのことを行いますか?それには信仰が必要です。そして、真理には信仰によって入っていくべきなのです。真理は三次元である神様の御言葉の領域です。私たちが神様の御言葉を信仰で受けとり、神様に「アーメン」と同意するとき、私たちは真理へと入っていくのです。信仰は生きていく上で非常に重要です。信仰はただ「私はイエス様を信じて救われた」確信というだけではなく、神様を生きている神様として信じることです。神様をたゆむことなく求める者には酬いて下さる神様だと信じることです。神様は私たちに語りかけて下さる方であり、生きていて、しるしと不思議を行われるお方であると信じることです。
私は教会スタッフ達、そして兄弟姉妹にどんな時も神様を見上げるようにとよく言います。私たちは時を選ばず、難しい時でも、良い時にでも天の父を仰ぎ見上げなければなりません。教会運営スタッフミーティングの時によく一つの質問をします。「聖霊様は私達のただ中で何をしていらっしゃるだろうか?」と聞きます。神様が働かれる時、私たちは神様についていきます。もし、そうでなければ、神様を待ち望みます。もし神様が何も語って下さらないなら、続けていつものように仕えます。しかし、神様が何かなさったのなら、私たちはすぐについて行かなければなりません。
2001年に神様は私に香港に帰ってきて、教会を建てるようにおっしゃいました。神様は私の耳にはっきり聞こえるように語りました。はっきりとした御声を聞くことは私が神さまについていく一つの方法です。神様は私たちの教会にイザヤ61章1節のビジョンを与えて下さいました。さらに神様は、たくさんのしるしを与えてくださり、私たちの教会は「611霊糧堂クリスチャンチャーチ」と名付けました。
天の父は天の現象を通しても私たちに語って下さっています。聖書に記述されているように、夜は夜へ知識を示します。さらに、神様は自然を通してでも語って下さいます。
そして、「話もなく、ことばもなく、その声も聞かれない。」神様の御言葉は宇宙にまで響き渡ります。様々な形で神様は私に語って下さいます。困難な時に、神様はこれらの三つの現象を用いて私たちに語ってくださり、私たちは平安を持つことが出来るのです。
4月の終わりに、輝く縦状の雲が家の庭の樹の枝にとまり、輪状に輝く光が私たちの家を照らしました。その時、神様が私たちの家を訪問して下さったという事がわかりました。6月には、教会運営スタッフミーティングで、デルフィーン師母が虹を見せてくださいと祈りました。すると私たちが帰宅直前に完璧な二重の虹が現れました。通常は虹の根元は見えないものですが、その日、根元まではっきり見える形で虹を見ることが出来ました。私たちは虹が出て、消えていくのまでを見ていました。実はその日のミーティングで、私たちは教会スタッフについての大きな決断を下しました。この虹はその日のミーティングへの神様からの答えのしるしとなりました。
8月1日の夜に、私は携帯で海辺の風景を写真に撮りました。後で気づいたのですが、その日は満月で、木星と土星が月に近づく日でした。もっと珍しいのが、月の周りを虹が囲んで現れました。しかし、数分すると消えてしまいました。かなり大型の台風がその時には来ていて、天気があまり良くありませんでした。とても珍しくて、儚いこれらの風景を撮る事が出来たのは全て神様の恵みです。
振り返ると、新型コロナウィルス感染症が流行っている中でも、主日礼拝、神学校、そして枝教会で開催されている種々の訓練の学び を神様は守って下さっていました。疑われるような症例が1つか2つの枝教会にありましたが、10カ国以上にある私たちの枝教会は平安の中にあります。神様はメディア部門をまさに時にかなったぴったりのタイミングで準備してくださいました。私たちは10カ国に主日礼拝、神学校、そして訓練の学びを配信しています。そして、今は教会のYouTubeチャンネルは1万ほどの登録者がいます。今は実際に集まって礼拝をすることは出来ませんが、神様の恵みでオンラインはさらに遠くの場所へ、そしてさらに早く配信する事が出来ています。
親愛なる兄弟姉妹の皆さん。香港、そして世界の状況がさらに難しくなっていく中でも、信仰をもって神様は見上げる時、神様の平安が私たちと共にあります。私たちは恐れず、ビジョンにさらに進んでいこうではありませんか。【2020.08.09】