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主が設けられた日

この日は主が造られました。たとえ蜂に囲まれたような困難な状況だとしても、現状に目をとめず、政府の行動に振り回されず、人々の感情がたかぶっても、私達はレビ族の祭司としての役目に踏みとどまり、ただ神様にだけ信頼をおくべきです。信仰をもって神様だけを仰ぎ見ましょう。なぜならば神様は必ず私達に最善を与えられるからです。

六月から香港で起きているデモは日に日に暴力的になるばかりで、社会は無秩序と化し、混乱に陥っています。この大きな騒動と争いは内側からも外側からもあり、香港の人々は大きなストレスと、大きな局面に立たされています。この状況のもとで、私達はさらに神様についていく事を心に定め、外で起こっている状況によって左右されません。イエス様が海の上を歩いた時にペテロがそれを見て、すぐにイエス様に従いました。もしペテロが波を見ないでイエス様にだけ集中できれば水の上を歩く奇跡の一端を担うことができたでしょう。しかし、残念なことにペテロは状況を見て恐れ、沈みそうになってしまいました。このような荒れた状況が私たちを取り巻く時、私たちの信仰は揺らぎ、沈んでしまうのです。

先週の水曜日のモーニングデボーションで、申命記18章を読みました。この章では、どのようにしてレビ人と祭司たちが神様に完全により頼んでいったか(彼らの食べるもの着るもの、相続について)が書かれています。預言者はイスラエルの民にこの世や魔術などの暗闇の力に頼らないように警告しました。言い換えるならば、お金や権力を頼らず、心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くしてこの方を愛し、全き心をもってついていかなければならないということです。今の時代の祭司である私たちすべて信じる者に大切なことを思い起こさせてくれます。

モーニングデボーションの後、教会スタッフは香港全土の祈りの歩行を行いました。香港の四隅と18の地区に行き、香港の中心地点であり、私たちの教会がある荃湾と霊的に線を繋げました。幕屋を設け、香港全土にあるようにとエルサレムの平安を祈りました。すると、すぐに細長い線を描いた雲が空に現れました。神様からのしるしです!祈りの歩行のあと、ユダヤ人のラビ・ジョセフ・シュラム師を九龍にある環球貿易広場の世界貿易センター(ICC)の最上階のレストランに連れて行きました。2011年に行われた『4.25陸海空の祈りの歩行』で、香港を環球貿易広場の世界貿易センター(ICC)最上階から祈ったとき、空に輪のようなの虹が現れ、神様の臨在が私たちと共にあるとしるしを与えてくださいました。今回もラビのシュラム先生と世界貿易センターの最上階から香港を祝福し、へブル語でエルサレムの平安が香港に訪れるように宣言しました。

私は今のこの時も「主の設けられた日」と信じます!ですから、私たちはともにこの日を喜びましょう。このような時、神様の豊な祝福が香港の上に訪れますように!愛する兄弟姉妹の皆さん。香港は必ず良くなっていきます。ともに神様の働きを見ていきましょう。エルサレムの平安を受け取り、それを家庭、友達、コミュニティーにもたらしていきましょう。そして香港の細部に至るまでこの祝福を受け取ることが出来るように。アーメン。

■【2019.08.25】ジョシュア•チャン師
本稿は611霊糧堂週報946号より抜粋