今週からプリムの祭りに入りました。神の民が敵から救い出され、平安を得て、憂いは喜びに、悲しみが祝いの日に変わったことを祝うときです。私たちは聖書中の祭りを2004年から祝い始め、毎年プリムの祭りにはエステル記のミュージカルを上演して来ました。しかし今年は教会が安息に入ったこともあり、この通例を破って、物語の朗読形式という形でプリムの祭りの意義を分かち合うことで、この祭りを新しい仕方で祝うことになりました。
過去14年間、教会は神が定めた祭りを守り行い、神の心に従って来ました。そうすることで私たちは無意識のうちに神のタイミングの中を歩み始め、その素晴らしい導きを経験し始めました。
ホスピタリティーシリーズの三回目は「ホスピタリティーをもつ教会になる」というテーマでルビーとバジル牧師夫妻によるメッセージが語られました。そこで思いがけずも、ジェームス・リャオ牧師夫人がオーストラリアのキャンベラから来てくださり、彼女とその家族への私たちの教会のホスピタリティーに対して、初めての感謝の言葉を礼拝の中で伝えてくれました。それを聞いて私たちは皆とても感動しました。
リャオ牧師は3年前に突然の病気で亡くなりました。そして夫人と彼女の息子、カレブはそのことで落ち込み、深い傷を受け、心痛の中にありました。その時、私たちはルビーとバジルにオーストラリアに行って彼らの世話をし、リャオ牧師の葬儀を導いて主催し、彼らの家族を助け、安らぎを得られるようにして欲しいと頼みました。婦人はそれから3年間の間オーストラリアを離れる気持ちに全くなりませんでした。しかしそのリャオ婦人がこのような、私たちがちょうどホスピタリティーについてメッセージを語っているタイミングで香港に来てくれました。息子のカレブは、聖書学校で勉強するために去年香港にやって来ていたので、彼らは二人で一緒に私たちのホスピタリティーについて証しをしてくれました。これは完全に神のタイミングとご計画によることです。
先週の日曜は、教会が「ゼカリヤ建設プロジェクト」の第5期という新たな段階に入った日でもあります。この第5期のプロジェクトでは主に長洲で52,493平方メートル(約15,860坪)以上の「エデン園」と名付けた土地の購入と開発、そしてロンヤーマルチメディアセンターの改修が行われます。 6000万香港ドルです。私たちは全身全霊で信仰をもって誓約するように兄弟姉妹を励ましましたが、その結果すでに5000万香港ドルの誓約書を受けとっていることに感謝します。私は更に増えていくと信じています!神が用意されたものは、私たちの想いを超えているのです!
数日の間、私たちはこの土地を得させてくださった神に感謝しながら長洲で「命の木の苗木」の七組の夫婦と共にリトリートをしました。「エデンの園」は私たちのリバイバルのためのリトリート基地となり、ビジョンを受け取るための良い場所になるでしょう。神が私たちに与えてくださった財産は何と素晴らしいことでしょうか!
親愛なる兄弟姉妹、私たちは再び神の恵みと祝福を経験するために、私たちの二つの巨大なプロジェクト「エデンの園」とヨンヤーマルチメディアセンターのために一緒に祈り続けましょう。
■【2019.03.24】ジョシュア•チャン師
本稿は611霊糧堂週報924号より抜粋