先週ようやくどなたでも参加できる主日礼拝を持つことが出来た事を感謝します。しかし、その日には豪雨警報(香港では独自の警報シグナルがあり、赤、黄色、黒、など強さによって分けられる)が発令されていました。それでもなお、兄弟姉妹は教会に来るという熱意を失うことはありませんでした。集合制限令は未だ続いていますが、私たちはそれを遵守し、無事に第四礼拝まで終えることが出来た事を嬉しく思います。主に栄光をお返しします!
総括すると、すべての礼拝は例外なくとても良かったです。私の弟子のジェイソンがメッセージをしてくれました。以前、彼は投資家で経営者でもあり、非常にお金を稼いでいました。しかし、ジェイソンは自ら喜んで今までついていた役職を辞め、教会で主に仕え始めました。小さな砂の粒が真珠へと変えられた素晴らしい証です!
日本人のタカさんとメイジさん夫婦は礼拝の中で証をしてくれました。神様の弟子は天の御国で一番価値があるというメッセージにぴったり沿った内容の証でした。礼拝堂の外は曇天で暗かったのですが、礼拝堂の中では真珠が光輝いていました。《Further Reading: Testimonies / Takaharu, Meiji》
3年前に、デルフィーン師母が日本に一泊だけした際、神様はデルフィーン師母にタカさんとメイジさんと夕飯を共にするようにと語りかけて下さりました。夕食をとりながらデルフィーン師母は彼らを香港に呼び寄せることにしました。以来この3年間はたくさんの上り下りがありましたが、彼らは以前のミニストリーの中で受けた痛みと、権威者を信頼することがなかかできないことから最近ようやく解放されました。
タカさんは、彼の人生の中にあった暗闇と色々な難局から潜り抜け抜け、今611教会でしっかりと霊的に覆われ、弟子とされている事に気がつきました。この証の中で、タカさんは涙ながらに感謝をささげました。これは多くの人々と、そしてオンラインで見ている方々に励ましと、癒しの力をもたらしました。
計らずとも、デルフィーン師母はその日、魚とりの網のデザインのベストを着、そしていのちの木のデザインの真珠のブローチをつけていました。礼拝のメッセージの内容は、網を深みに下すというたとえ話から語られました。師母の服装は、さかなを取る網は実に色々な宝物を海から引き上げるのだいうメッセージを確証することになりました。
最近のメッセージではマタイの福音書13章52節を語りました。「だから、天の御国の弟子となった学者はみな、自分の倉から新しい物でも古い物でも取り出す一家の主人のようなものです。」私は神様がそこで働いてくださいました!アイデアが浮かんだのです。礼拝の最後に、師母に彼女の着ていた魚網のデザインのベストを網を投げるように投げかけてもらい、引き上げ真珠と宝を網から取り出すという預言的行動をしてもらいました。
真の礼拝というのは、安息日に人々を神様の御前に導くことです。そして、彼らの神様との関係を回復させ、そして人生に変革がもたらされることです。
愛する兄弟姉妹の皆さん、神様は網で私たちを引き寄せて下さっています。そして、そこから悪いものを取り、投げ捨てます。しかし、神様についていきたい願う者は、宝として取っておかれ、その人からさらに宝が出されます。信仰によって、神様についていき、そしてこのお方に信頼しましょう。神様のお導きによって、私たちの人生は以前とまったく別のものとなるのです!
【2020.06.14】ジョシュア•チャン師
本稿は611霊糧堂週報 988号より抜粋
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