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一心に待ち望む

先週の主日礼拝(10月14日)から《信仰のシートべルト》というメッセージシリーズが始まりました。一話目のタイトルは「安息に戻って救いを得る」です。このシリーズのメッセージは十回に渡り話していきます。神の御言葉を通して、私達が人生の中で最も困難な状況に直面するそのとき、如何に父なる神と彼の御言葉が私達の「シートべルト」となり、人生の困難の中で助けとなるのかについて話していきます。

「それゆえ、主はあなたがたに恵もうと待っておられ、あなたがたをあわれもうと立ち上がられる。主は正義の神であるからだ。幸いなことよ。主を待ち望むすべての者は。」(イザヤ30:18)

父なる神は彼を待ち望む者に恵みを施されます。「待ち望む」の語源は「貼り付く」または「しっかり掴む」という意味です。特に人生の中で非常な困難に直面する時、私たちはしっかり”シートベルト”、すなわち神を掴まなければいけません。人生の一歩ごとに彼をしっかり掴んで歩むなら、必ず私達は祝福されます。

《シートべルトシリーズ》の説教は、教会コアチームの各メンバーの人生で、自分たちにとって一番の助けとなった御言葉を分かち合い、その中から十の御言葉、或いは聖書箇所に従い、各主日礼拝でそれを伝え、それぞれの人生に関わったその御言葉を理解していきます。

人生には好調なときもあれば不調なときもあります。逆境に遭遇すること「十中八九」、私たちはどうやってこれを乗り越えればいいのでしょうか?聖書の教えは何でしょうか?親愛なる兄弟姉妹、今日、私たちは神をあなんたの人生の「シートベルト」としていますか?事実として、人は神から離れては何も出来ないのです。洗礼を受け、教会に通い始めた新しい信徒の兄弟姉妹はもちろんのこと、主を信じてから長い時が経った兄弟姉妹も共に、神は人生の艱難の出口ですから、しっかり彼に掴まって、神のみが私たちの人生の「シートベルト」であると信じ、一心に待ち望むなら、神は必ずあなた達に守りと導きを与えられます。

バンク-バ-にいた頃、主に用いられたいとの願いに従い、主は10年間、私を毎日、ある川辺に導かれ、そこで彼を待ち望ませられましたが、ついに聖霊による更新を受け、香港に戻って611教会を建てるよう導かれました。教会の17年間の歩みの中でも、私達は絶えず神を待ち望み、彼に従って行うことによって大きく神に祝福されて来ました。

SARSの脅威の中でジーザス100夜伝道集会を開催したこと、財政状況が厳しい中での聖書学校の開校、会堂建築のために荃灣富麗ビルの購入を待ち望んだことなど……毎回、神に従えば従うほど祝福も増していくことを経験して来ました。(詳細は著書《従えば奇跡が起こる》、《神の巧みな書記の筆》をご参照ください)直近の二年間で、聖霊はより絶え間なく、新鮮な生ける水を流され、私達にリバイバルの時が来ていること、それと同時に目を覚ましてもっと神を待ち望むときを持つように、もっと深く聞き従うようにと示されています。教会の十七周年を祝ってから、新たな啓示やビジョン「52年であらゆるところに命の樹を植える」や「収穫節は仮庵祭である」や「八回の【神の光】ミュ-ジカルと八回の洗礼式の同時開催による852人の受洗記録の創出」などが湧き上がってきていますが、これらはすべて父なる神からの啓示と祝福です。

親愛なる兄弟姉妹のみなさん、今日、聖霊さまは正に私達を導き、引き上げて前に進ませらておられます。ですから信仰をもってしっかりに神に従い、一心に神を待ち望むよう、皆さんを励まします。感謝の心の中、一つ一つの奉仕の機会を大切にすれば、神は必ず私たち一人ひとりの人生の定めを成就なさり、人生の挑戦や困難を乗り越えさせ、さらに全地にリバイバルを成すための貴重な器とされます。(本稿は香港611教会週報902号より抜粋 【2018.10.21】ジョシュア・チャン 主任牧師 )