疫病の大流行は地球規模で打撃を与え続けていて、陽性患者の数は加速度的に増えています。状況はひどく深刻です。生きているという単純な事実をあたりまえにとってはいけない状況になっているというところまで来ています。普通に息ができることを本当に感謝しています。
香港は人口が多いので、政府は新しく法令を出しました。公共の場で4人以上の集まりを禁じています。食堂では各テーブルが少なくとも1.5メートル以上間隔をとる必要がある等が法令化しました。一方で不便になったように感じますが、もう一方では必要な十分な空間を得ることができました。このような措置は実行しないと意味がないので、私達は自分と他人を守るための市民の責任を遂行すべく、課されている社会距離を保ちます。疫病拡大の中で、私達全員が忍耐を持ちましょう。可能な限り家で食事をしましょう。家で食事をするようになって、スタッフ達はネットから料理の仕方を学び、色々なアイデアを生み出していると聞いています。神様がプレゼントしてくださった家にいる時間もなんと楽しいことでしょう!
2月9日の生配信のオンライン礼拝以来、1か月もしないうちに私達はすっかりオンライン教会としての変貌をとげました。特に神様が与えてくださったメディアチームには特に感謝です。ソフトウエアのアップデートや、世界ライブストリーミングに必要な機器、生中継の調整など、彼らの専門知識が必要な時はいつでも、いつもきっちりと成し遂げてくれます。そのことから、私達牧師は物理的に人が集まっているところでメッセージしたり、講義をすることに固執しなくても大丈夫だということを学びました。いまや、メディアを通して時間と場所を超越して、どこまでもどこまでも神様の真理を届けることができるようになりました!
振り返ってみると、神様がすべてを導いてくださいました。そしてすべては私達の計画を超える素晴らしいことばかりでした。過去19年間、ノースポイントからチュンワンに場所を替えたこと以来、今日のパンデミックの直面に至るまで神様はずっと私達を導き守ってこられました。たとえば、昨年末MGリーダー達をともなってクルーズ船上で修養会をもちました。その時すでに中国国内で疫病の拡大は始まっていました。感謝なことに、私達の修養会は無事つつがなく終えることができました。
神様は素晴らしい助言者です。ずっと以前、神様は611教会は地域の祭司、レビ人とMG12からなる弟子訓練チームを建て上げる教会になると教えてくださいました。全員が弟子訓練を受け、全員が弟子訓練をするのです。そうやって建て上げられて働きについている人たちによって、いまやすべてがオンラインとなっても、教会は効果的にその働きを続けておこなうことができます。2009年にヨンヤという場所にメディアセンターを購入して以来、紆余曲折をへて、遂に今、全人材全総力を挙げ、完全フル装備の状態で任務に取り掛かることができます。これもまた天の神様の導きの一つです。
神様はご自身の御言葉も与え続けて下さっています。詩篇20篇を年頭の礼拝で受け取りました。この箇所から神様は一つのことを思い出させてくださり、また約束を与えてくださいました。それは『苦難の日に 主があなたにお答えになりますように』です。神様は必ず私達の祈りに答えてくださいます。特に罪の告白の祈りはそうです。2月8,9日の611グローバルライブストリーミング礼拝で罪の告白の祈りをしてからMGリーダー達が「絵本のイベント」の後のプリムの祭りで行った公の罪の告白まで、ずっと神様はすべての祈りを聞いてくださいました。
4月1日にモーニングデボーションでミカ書を読んだ時、神様は再び御ことばを与えてくださいました。疫病をとめるために、私達はへりくだって祈らなければならない、嘘つきをやめなければならない、また嘘をつく罪を断ち切らなければいけない、この領域で人間は弱さがあることを認めなければならないのです。私を含め人間とは嘘をつきがちです。だから誰かの興味半分や個人的見解でつく嘘やフェイクニュースが真理を捻じ曲げ、ネットやSNSに氾濫しているのです。地球全体が嘘をついているのです!
この週末、もう一度611グローバル礼拝をオンラインでもつことを感謝しています。枝教会の皆さんと罪の告白の祈りを捧げます。兄弟姉妹の皆さん、準備は良いですか?私達はへりくだって祈りましょう。神様による罪の告白を通しての救いの御業を受け取っていきましょう。
【2020.04.05】ジョシュア•チャン師
本稿は611霊糧堂週報 976号より抜粋
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