いつも導いてくださる神様

私達は新型コロナウィルスが蔓延する中で今年のプリムの祭りを祝うことになりましたが、神様がこのようにして私達の教会を導いてくださっていると強く感じます。主が御言葉と御力で私たちを支え続けて下さったので平安と愛が始終ありました。すべての中に神様の特別な計らいがありました。これは単なる偶然でしょうか？いいえ、私は心の底から、神様が私たちを見ておられ、引き上げて下さっていると感じます。ですから私たちは恐れません。神様は私達に御手を差し伸べて下さり、助け出して下さいます。

昨年１２月、新型コロナウィルスがまだ公式に発表されていなかった時、私たちは60人ほどのMGリーダーたちを連れてクルーズ船に乗って修養会を行いました。その時私たちは危険な状況にもなりえたと、今思えばぞっとします。今年の始めには、神様はアントン・クルーズ牧師を通して私達に断食をするように語られました。その後すぐに、この新型コロナウィルスのニュースが報道されました。私たちはすみやかに応答して、４０日間断食祈祷を開始し３月１０日まで続けることができました。ちょうど新型コロナウィルスが発生してから１００日目になるプリムの祭りの前日に、私たちは「逆転勝利」を宣言しました。

神様は私たちを御言葉で導いてくださり、慰めて下さっています。この数か月の間も私達はモーニングデボーションで主の宮に“灯”をともし続けました。主はハバクク書、テサロニケ人への手紙、つい先日の詩篇６２編からも私たちの必要ものを届けてくださいました。そのなかで神様は私たちに静まって神を待ち望んでいなさいと励ましてこられました。なぜならば救いと希望は神様から来るからです。神様を待ち望む者は必ず救われます。私たちは権力によらず、神、このお方だけを見上げなければなりません。神様だけが、やぐらであり、岩なのであり、私達は揺らがされることはありません。人々がパニックになっている間さえも、神様は私たちを力づけて、慰めて下さることを感謝します。

この新型コロナウィルスが急速に広がるなか、憐れみ深い神様は御力で私たちを支えてくださったので、私たちは実際に集まって行う礼拝から、すみやかにオンライン礼拝に切り替え対応することが出来ました。メディア部門との協力で、私たちは３３の枝教会とライブオンライン礼拝をもつことが出来ました！私たちはまた、オンライン礼拝のほかに、セルグループと牧会の養いもオンラインで始めました。今年のプリムの祭りは、通常行っていたミュージカルではなく、人形劇と映像による絵本劇で祝いました。主の祭司である611の働き人たちはそれぞれの役割を担い、また賜物を大いに用いて、立ち上がっています。

最後に、神様の愛と平安が私たちのただ中にあることに大いに感謝します。去年の６月にイスラエルに滞在していた時、エルサレムの平安が香港に来るということを神様から受け取りました。たとえ、この新型コロナウィルス蔓延の中でも、神様の平安が私たちの間にあります。兄弟姉妹が、教会と隣人に対して愛を示してくれています。ウィルスの影響で交通が不便な中、教会まで来て献金を捧げてくださったり、教会の周辺に寄ったりなど、教会への想いを募らせているということも聞きました。兄弟姉妹の教会への愛と想いに深く感動しています。教会の建物建設費と、経費の必要がたくさんありますが、神様は今でも続けて与えて下さり、私は感謝せずにはいられません。

愛する兄弟姉妹の皆さん、皆さんの捧げものを神様が目に留めていてくださいますように。この困難な時にも、私たちの信仰と力、そして一致はさらに強いものへと成長しています。私たちは続けてヘリくだり、神様への熱意を絶やさず、続けて私たちの罪を告白し続け、そして「見」続けましょう。私たちは信仰によって神様についていき、御前に静まり待ち望みましょう。神様は全て支配しているので、良い知らせがまた必ず来るでしょう。

【2020.03.15】ジョシュア•チャン師
本稿は611霊糧堂週報 975号より抜粋