MENUMENU
previous arrow
next arrow
Slider

香港の平和の為に祈れ

先週の日曜日、私たちがイスラエルで祈りの歩行をしていた時、香港で100万人ほどのデモが起きたという衝撃的なニュースが耳に入ってきました。香港市民は通りに出て「逃亡犯条例」に反対するデモを起こしました。夜中には、さらに警官隊との激しい衝突が起こりました。心が打ち砕かれた思いで「祈りの手引き」を教会スタッフ達とともに作成し、香港の平和のための緊急の祈りを皆に要請しました。香港行政サイドが国民が恐れ心配していることを理解してくれるように、また法の改正が延期になるように望んでいます。また彼らがこれらの論争を賢く、そして謙遜さと寛大さをもって解決しますように。政府と市民の双方が暴力によって報復するかわりに、理性と自制、そして平和な対話を私達は支持します。

時代はさらに暗くなり、そして困難になっています。教会は教会としての大きな役割を果たし、兄弟姉妹を神様の御心へと導かなければなりません。「いのちの木」メッセージシリーズが指し示すことは、歴史を支配しておられるお方は七つの主の御霊と七つの星を持っている復活されたお方だとういうことです。このお方は、教会が人々を導き、希望を与えるための明けの明星の光として立ちあがることを願っています。私達に勝利を与えるのはこの神の御霊であり神の御言葉なのです。

先週、イスラエルにいた祈りの歩行チームはヨルダンにはいり、そしてネボ山に登りました。そこは神様がモーセを葬られた場所でもあります。

「モーセはモアブの草原からネボ山、エリコに向かい合わせのピスガの頂に登った。……そして主は彼に仰せられた。『わたしが、アブラハム、イサク、ヤコブに、あなたの子孫に与えよう』と言って誓った地はこれである….』

こうして、主の命令によって、主のしもべモーセは、モアブの地のその所で死んだ。」(申命記34章1節から5節)

モーセが死ぬ前に、神様はこの山でモーセの前に現れて、ご自身がイスラエルの民に約束されたカナンの土地を見せて下さいました。神様は「仰せられた」、そして約束が成就しました。この「仰せられた」という原文は、口という意味があります。また神様は統治して下さるという意味も含まれています。ネボ山でこの御言葉に従って祈っている間に、口の形をした不思議な雲が空に現れました。それを見たとき、香港、台湾、中国がともに歩み神の定めの道に共に入っていくという啓示だとわかりました。神様がこのことを“仰せ”になったので、それは必ず成就することでしょう。

兄弟姉妹のみなさん、私たちは愛する香港の必要と平和のために続けて祈らなければなりません。人間関係の中では受容と愛が必要です。そのためには市民と政府の間に、信頼と誠意が保たれなければなりません。青年達は将来の明るい見通しと、希望を望んでいます。私たちの主が香港政府、香港行政長官、官僚、そして議員達が真理を守ることができ、そして正義、さらに謙遜と知恵に香港が導かれるように。市民として、私たちは偉大なる支配者であり希望である神様を信じましょう。この方は私たちを御心に近づけて下さり、覚えててくださいます。

■【2019.06.16】 ジョシュア•チャン師
本稿は611霊糧堂週報936号より抜粋