教会の18周年記念を祝って、今私たちは正真正銘の18歳の成人になりました。若い世代が教会で立ち上がってきています。彼らのうちの何人かは611のスタッフに加わりました。間違いなく、教会は新しい段階に入りました!礼拝出席者数は時折1万人を数えることがあります。なんという素晴らしい神様の恵みでしょうか!今年私たちは安息のゆっくりとした中にあるにも関わらず、プリムの祭りと18周年を素晴らしいやり方で祝うことができました。結局のところ、どれだけの時間と労力をかけて準備するかが重要ではなく、 安息に内に働かれる神様の恵みがすべてであるということです。
モーニングデボーションではしばらく出エジプト記を読んでいます。31章では“会見の幕屋の召し”について書かれています。その召しとは、仕えることの召し、そして安息を取り、神に従うことについてです。神様は私たちにやみくもに仕えるのではなく、しっかりと安息を取り、神様に従ってくることを求められます。私たちが神様に仕え、安息を取りながら神様についていくときに、服従と従順を行うときに、神様の恵みは絶えることなく流れ続けてくるのです。
過去の18年間を振り返ると、神様の恵みは限りがなかったことを覚えます。私たちが口にしたことまた思ったことをなんであれ神様は受け入れてくださり、成就してくださいました。安息している間に神様は私たちに土地を取得させてくださり、礼拝出席者数は一万人に届くようになりました。これらすべては力や強さによってではなく、神様の御霊によらなければこれらのことがなされることはなかったでしょう。この真理はわたしのうちに深く刻まれており、私の人生の一部となっているのです。
18周年を祝ってすぐに、私たちは台湾の枝教会を訪ねました。5月17日に台湾で同性婚の許可をもとめる請求が認められたのです。追って飛び込んできたニュースは台湾の軍隊が同性愛者の合同結婚式参加希望の申し込みを受理したというものでした。モラルが退廃しています-だれもが自分の目に良いと思うことをしています。大きな一歩を踏み出したと思っている姿をみて私はひどく悲しんでいます。しかしながら私たちの神様は全能で勝利されるお方です。台湾の今の姿にも、またやがて来ようとしている香港への脅威にも関わらず私たちは諦めるべきでも、絶望するべきでもありません。むしろ神が全地を支配されるということを固く信じているべきです。全地は主のものであるがゆえに、台湾はやがて予想だにしない、より良い未来をみることでしょう!
ここ近年、天の父なる神は“いのちの木となる教会”のビジョンを与えてくださっています。
いのちの木となる教会はただの集まりや儀式のようなものではありません。だから捧げものをもってくることだけに忙しくしているべきでも、ただ服従すれば良いというものでもありません。教会は活力にあふれていていのちの実を結ぶものであるべきなのです。現代の社会問題を引き起こしている根は家族の価値が引きずり落されていること、世代から世代へのいのちが腐敗していっていることなのです。ですからあらゆるところにいのちの木を植えることが鍵なのです!終わりの時に、神様はご自身の栄光を表してくださるでしょう。国々へ語り告げいのちの木となる教会を通して世界を変革していってくださることでしょう。
兄弟姉妹の皆さん、いのちの木となるために神様に従って参りましょう。私たちの世代が変化していくならば次の世代、また次の世代へと順に変わっていくでしょう。このいのちの木のビジョンを受けたことを感謝しなければいけません。これが世に対する解決の方法なのです。立ち上がって海が水で満ちるように、主の知識でこの地を満たしましょう。この世界はいたるところが愛と生き生きとした力で満ちるべきなのです。神様が哀れみ深く、恵みに満ちておられるゆえにすべての人は確かに神のもとへと立ち返っていくことでしょう。
■【2019.05.26】ジョシュア•チャン師
本稿は611霊糧堂週報933号より抜粋