見よ！神様の御手。

いのちの木のもとで、神様の御手が働いています。つい先日は、父の日でした。私の弟子で、MGリーダーであるイベン（Eben）は、真の息子となる過程の歩み、そして自身の父からの愛が欠けていた中でも、現在は、父としてしっかりとした責任を負う事を決意した事を礼拝の中でシェアしてくれました。神様の御手がイベンの人生を整え、そして今では御言葉を説教する事が出来るようになりました。神様に深く感謝します。

今までの２１年間、そして教会が建つ前から、神様の御手と聖霊が私たちを導いてきました。３０年前にまだ私がカナダのバンクーバーで牧会をしていた時に、神様は「橋の幻」を下さり、それを通して師母と私は人と神様を繋ぐ真理の橋となるという事を示して下さりました。今日、神様は私たちの説教壇を用いて、さらに深い真理へと掘り下げていく事を可能にして下さっています。この幻が現実のものとなっている事を嬉しく思います。

１０年間にも及んだバンクーバーでの牧会の挫折の中で、私はよく川のそばで神様に祈りました。神様にもうここから離れるべきかと尋ねると、神様は私に「杖」を見させて下さいました。そして、神様は私に、その杖を取り水の中に投げ込むように言われました。そこで、神様はこう私に言われました。「この杖をまた水から取り上げる時、あなたは権威と力を得る。」その後、神様は私にバンクーバーを離れる事を許されました。それからほどなくして、ある集会に参加中に、突然私は霊的な幻で熱気球を見ました。それは地面に繋がれていましたが、気球が繋がれている縄が緩み、空へと高く飛んでいきました。その時、神様はこう語りました。「バンクーバーでの奉仕を離れる時、あなたのミニストリーはさらに引き上げられるだろう。そして、この全世界をあなたに与えよう。」今日、６１１のいのちの木は香港、そして世界中に植えられています。聖霊はまことに私たちを導いておられます。

師母と私がバンクーバーを離れ、６１１の礼拝場所を香港で探していた時に、聖霊はわたしに一つの絵を見せて下さりました。その場所は人で賑わい、長い路地があって、そこには教会がありました。そして、私たちは炮台山駅( Fortress Hill MTR Station)の方を選びました。そこで、最初の集まりの場所として、北角(North Point)と炮台山の間にある、堡壘街（Fort Street） を選びました。その後、北角埠頭の方へ移動し、６１１の最初の教会の場所は北角駅から伸びている、細長い路地の方になりました。聖霊の啓示はなんと真実な事でしょうか！私たちが聖霊と交わる事を望む時、続けて聖霊の働きを体験し続けるのです。

教会スタッフも、また兄弟姉妹も、この聖霊の流れに入っていく事が出来ると私は深く感じています。私たちは聖霊の賜物と力だけに焦点を当てるのではなく、聖霊ご自身が私たち一人一人に関係があるのです。神様の御手が続けて働く事を信じ、神様の御わざを共に見ましょう！!■【2022.06.26】