神様は毎日働いておられます。感謝の心を持ってよく見さえすれば、神様の素晴らしい奇跡の数々を目のあたりにすることができるのです。
ティモシー兄弟は今年611神学校を晴れて卒業しました。卒業式恒例の『実践』を行う選抜者に彼の名前もリストアップされていました。土曜日の最初の卒業式ではパワーミニストリー実践のくじ引きにあたりました。なんと次の回の日曜日の卒業式に再び彼の名前が引かれたのです。それは10分メッセージでした。聖書箇所もくじ引きでしたが、マルコ16章の最後でイエス様が弟子たちに、すべての被造物に福音を述べ伝えなさいと命じられた箇所でした。その箇所は「信じるものには奇跡が伴います」とも書かれています。実は昨年彼の妻も卒業式で10分メッセージをしました。しかも驚くことに、彼の妻も彼と同じ聖書箇所を引き当てていました。
この「偶然」的な奇跡に、私は本当に驚きました。ティモシーにとっては、神様から「見よ!あなたは奇跡に包まれている!」と語られ、いかに自分が神様に愛されているかを実感するときとなりました。彼は人生を振り返り、両親からなんとたくさんのことをしてもらったのかということを思い出しました。彼は学校においても、義務教育を超えて学びを受け、仕事においてもすべて順調でした。気づかないうちに、すべてのことをやってもらって当たり前と受けて、自分が賜っている恵と好意に感謝することがありませんでした。神様は彼に良い妻を与えたにも関わらず、その妻が自分に相応しいかどうか疑ってさえいました。神様はフルタイムで仕えるように導きましたが、神様は妻だけをその働きに召していて、自分はそのサポート役でしかないと考えていたのです。神学校を終えましたが、卒業課題を終えていなかったので卒業が1年先延ばしになりました。そこで再び、彼は神様の導きを疑いました。今回の奇跡を通して、彼は神様から誠にこの結婚は神様の導きによると気づかせてもらいました。夫婦として一緒に神様に仕えるようになったのは、誠に神様の恵と選びによることでした。ここまでしていただいたからには、彼はそれを信じて、しっかり受け止め、感謝しなければいけません。
兄弟姉妹の皆さん、神様が私たちになさるすべてのことは神の愛から出ていて、それは私たちにとって最善です。私たちは神様の奇跡の只中にいることを知らなければいけません。奇跡を見続け、それを感謝し続けていくならば、私たちは間違いなくさらに大きな奇跡の数々を体験していき、もっと多くの人々をその奇跡に導いていけるのです!■【2021.12.12】
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