今年のユダヤ暦の新年、5782年にラッパの祭りから大贖罪の日、そして仮庵の祭り(スコット)の時まで神様が私たちを導いておられる事に感謝します。
2004年以来、私たちは聖書の祭りを祝ってきました。旧約聖書では、神様の民は「年に三度、あなたの神、御前に出なければならない。主の前には、何も持たずに出てはならない。」と何回も言っています。年に三度、主の御前に出るというのは、この聖書に出てくる三大祭り、過ぎ越しの祭り、五旬節、そして過ぎ越しの祭の事です。この祭りというのは、神様のリズムを表しています。イエス様は過ぎ越しの祭りの時に十字架にかかられ、五旬節の時に聖霊が下り、そして過ぎ越しの祭りの時にイエス様がお生まれました。それゆえ、教会は神様のリズムについて行かなければなりません。私たちは兄弟姉妹を神様の定められた時を共に守り行うように導いていきます。
過去17年、私たちは神様についてきました。「キリストは仮庵の祭りの時にお生まれになった。」という事を確信しています。伝統的には、イエス様は12月25日に生まれたとなっています。これは、ローマ皇帝だったコンスタンティヌス帝がキリスト教に改心したとき彼によって規定されました。太陽神を祝う日、騒ぎと罪悪に満ちた日を、クリスマスというイエス様を祝う日に変えたいと思ったのです。しかし、今やクリスマスは世俗的になり、そしてビジネスの目的に使われるようになっています。聖書はイエス様の明確な日を語っていません。しかし、イエス様は過ぎ越し(3月から4月の間)の子羊となったと語っています。そして、イエス様は33歳の人生を歩んだと皆知っている事なので、イエス様は仮庵の祭りにあたる、9月と10月の間に生まれた事になります。
神様が私たちに語る時は、いつも神様の定められた日に語られます。2018年に、仮庵の祭りの前夜、神様は私に語りかけました。「仮庵の祭り(スコット)は刈り入れの祭りである。」と。そのあと、大型台風(名称:マンクット)が香港を襲いました。私たちが当初計画していた通りにビーチでの洗礼式を行う事ができませんでした。さらに、メディアは私たちが公共の安全を守らずにいると誤解していました。それは本当ではなく真実は、私たちは信仰と理性の両方を持っているということです。私たちは洗礼式を室内で行う事になり、その時に800人もの人が洗礼を受けました。神様はまことに私たちとともにいて、豊かな実りを与えて下さっています。
この仮庵の祭りに、神様は旧約聖書の二つの大きな祝福である人と土地を与えて下さいました。私たちは2回の献児式を行いました。私たちの未来を受け継ぐ者たち、この美しい次世代を与えて下さったことに神様に感謝します。さらに、師母と私は新しい家、神様が特別に準備してくださった家、に仮庵の祭りの後、引っ越します。
愛する兄弟姉妹の皆さん、このコロナの影響と経済的な困難に私たちは直面していますが、私たちはただシンプルに神様について行きましょう。さらに困難な人生と試練に直面いくでしょうが、私たちが信仰を持って、この試練の中を歩む時、神様の祝福はさらに大きなものとなるのです。神様は私たちを見ておられ、私たちのただ中に住まわれます。主が定めた時に、神様に信頼し続けるとき、私たちは続けて神様の豊かな供給を体験するのです。■【2021.09.19】
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