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へりくだり神様についていく

主を賛美します。私たちは旧正月(太陰暦)で新しい年を迎えました。神様との関係や人間関係、そして人生の中の大きな事や小さな事においても、兄弟姉妹が勝利を得るように祝福します。神様が「勝利2021年」の恵を私たちに与えてくださいますように。そして、神様の御言葉に従い、へりくだって神様についていき、そして勝利から勝利へと入っていく事が出来ますように。

神様は御言葉を通して、私たちを続けて導いてくださいます。今、私たちは「へブル人への手紙」をモーニングデボーションで読み始めています。へブル人への手紙の2章では、イエス・キリストは苦しみをとおして、完全さへと入っていったことを読みました。イエス様は7回にわたり屈辱、苦しみを受け、そして神様に従順することによって人類の為に救いを完了されました。それと同時に、イエス様は私たちを完全さと勝利へと導き入れて下さいます。このことは、へりくだりが勝利への道だということを私たちに語っています。

私たちがいつも苦難な状況ばかりに目を向けてしまうと、心はいつも悲しみに陥り、そして「神様は私の苦悩をみておられるのか、神様は知っておられるのか」と疑いを持つようになります。これは全て私たちの内側、心から出て来ます。私たちはただ神様だけに目を向け、神様が何をしておられるかを知り、そしてへりくだって神様についていきましょう。私たちが持っている限りのものを神様にささげましょう。なぜなら全ては神様の恵みによるのであって、神様が私たちにくださったものだからです。特にこの2021年、全てに感謝をささげ、そして絶えず喜びましょう。私たちが勝利を得るには、まずは、へりくだらなければなりません。高ぶりは破滅に先立ちます。もし私たちが高ぶってしまうなら、それは自分自身を破壊に導いてしまいます。勝利を得るには、必ずへりくだらなければならないのです。

私のオフィスには、彫刻家である張敬長老の木彫りの作品があります。それは木から出来ていて、「へりくだり」の印象を与えてくれる作品です。この作品が出来上がった経緯も非常に興味深いものがあります。何年か前に私とデルフィーン師母は台湾に行きました。台湾の台中で開かれていた展示会で、張敬長老と出会ったのです。その後、長老のスタジオを訪問しました。そのスタジオで、床の上にあった木を選び、その木で彼の彫刻の技術を見せてもらうことにしました。プロの彫刻家である彼は時間をかける事なく、木の彫刻を仕上げてしまいました。長老はこの作品を「この山よりも高い山がある(中国語のことわざ:一山還有一山高)」と名付け、そして私はそれを「へりくだり」という名前に変えました。

神様に用いられているクリスチャンの彫刻家はそう多くはいません。張敬長老は80歳を超えていて、私よりもたくさんの人生経験をしています。私は心から彼のことを尊敬しています。彼の彫刻には霊的な意味があり、彼の作品をかざると、その場所の雰囲気が変わります。この「へりくだり」の作品は、いつも私に「へりくだり、神様についていこう」と語りかけています。私たちの教会と枝教会を用いてくださっている神様に感謝します。将来、神様がさらにたくさんの新しい世代を起こしてくださる事を宣言します。次の新しい世代が起こる時、私は続けてへりくだり、そして嫉妬にかられてはいけないと思います。

愛する兄弟姉妹の皆さん。苦難はキリストの愛から私たちを、引き離すことは出来ません。どのような状況の中に陥っても、人々やこの世についていってはなりません。私たちがへりくだって神様についていく限り、神様はこの世界を祝福するために、私たちを用いて下さいます。そうする時、主が創られたこの世界で、私たちは主とともに栄光をあらわしていきます。■【2021.02.14】

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