先週の火曜日は(1月26日)デルフィーン師母の誕生日でした。私はいつも夫達に妻の誕生日と結婚記念日には、愛と尊敬を表すため魂と心を注ぎ、お祝いしなさいと励ましています。これまで私は妻であるデルフィーン師母の誕生日には、いつも詩を書いていましたが、「家に帰ろう、兄弟達よ」という私たちの新しい本が出版されるので、今回はデルフィーン師母に愛と感謝を表すため、その本の序文を書きました。
教会が最初に建った時、私たちは賜物と聖霊の油注ぎを用いてミニストリーをしてきました。教会の外の人々は理解してくれませんでしたが、感謝なことに師母はいつも私のそばにいてくれました。世界は混乱していき、さらに難しくなっていますが、私は続けて神様にしっかりとついて行き続けます。私は神様を喜ばせつづけて、そして妻も喜ばせていきたいと思います。
師母に会う前の私は、目的もなく海を漂っている流木のようでした。しかし、台湾の大学でデルフィーン師母と出会ってから人生が変わり始めました。そして学校の人気者となりました。20年前、私は香港に戻ってきて、611教会を建てました。そして、神様は私たちをいのちの木へとならせてくれました。私の人生の助け手としてデルフィーン師母がいてくれることを感謝します。デルフィーン師母は「家に帰ろう、兄弟たちよ」の執筆チームのリーダーです。彼女は沢山の夫婦が直面した問題を見てきました。また私の人生におけるたくさんの弱さを、兄弟姉妹に与える栄養素へと変えてくれました。
この本を執筆する上で、私達の人生の弱い部分を掘り出す必要がありました。この弱さが人との衝突の原因をつくっているのです。ですから私は妻を愛する必要がありました。また彼女の内側にある「神様が創造された本当の自分」を積極的に引き出してあげる必要もありました。そうやって妻は私の真の助け手となるのです。また私自身も自分が謙って、聞くことを学ぶことも必要でした。その結果私が益として得たことは、いのちの木として成長することであり、他の人々をいのちの木への道へと導き助ける事が出来たのです。
デルフィーン師母の誕生日に、私は妻に私の助け人である事、そして私の生ゴミ処理機になってくれている事に感謝しました。今回師母は「家に帰ろう、兄弟たちよ」の本の執筆のリーダーとなってくれています。そればかりではなく、私の執筆のパターンを変えてくれました。以前私は、文章を長く書いていましたが、しかしこの本は簡潔に書く事、そして暖かい絵を用いて表現する事を師母は励ましてくれました。
デルフィーン師母のアイディアは素晴らしいものです。この本の目的は男性の理詰めな部分を満足させる本ではありません。父親たちは家庭に帰り、そしてこの本を持って、神様を知る事と、神様は人々とこの世界を祝福してくださる方である事を子どもたちに語りかけて下さい。
今日の世界の問題は間違いなく人が問題であり、男性はその原因となっています。「帰ろう、兄弟たちよ」は夫婦キャンプから何年もかけて学んできた事の結晶で、そしてこの本の内容は神様から受けた聖書的洞察力も含んでいます。この本のねらいは罪の束縛の中で生きる男性が家庭に帰ることを助けることが出来るようにと書かれています。そして、エデンの園に帰ること、神様が与えられた家にかえることが出来るように。この本はもうすぐ出版されます。兄弟姉妹がこの本を読むことを願っています。そして、これを通して、神様について行くことにより、約束と祝福を受け取る事が出来ますように。■【2021.01.31】
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