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上へ登っていく人となる

神様が勝利につぐ勝利の年になると私に語ってくださいましたので、今年は「勝利の2021年」としました。素晴らしい事に、モーニングデボーションのメッセージを通して神様は私達に何度も語ってくださっています。私たちが人生において勝利につぐ勝利を経験するためには、私たちは「上へと登って行く人」となる事を選び取らなければならないということをいつも思い起こさせてくださっています。

2021年に入り、私たちは今モーニングデボーションで「士師記」を読んでいます。士師記はイスラエルの民が自分たちの肉の欲のためだけに生きた非常に暗い時代でした。私たちは元旦に士師記4章を読みました。神様は神様についていくリーダーを探しておられるという事をこの章を通してお語りになりました。しかし、どの男性もそれに応答せず、預言者であるデボラを神様は立ち上がらせました。神様はついて行きたいと願う者なら誰でも力強く用いることがお出来になることを知ることが出来ます。

異邦人の女性であるヤエルは神様に用いられたいと願い、カナン人の将軍であるシエラを殺しました。ヤエルの名の意味は「ヤギ」といういみで、ヤギは険しい絶壁を上へと登っていく特性があります。偶然にもその日の朝、モーニングデボーションに行く途中で私は空一杯に浮かぶ雲がどんどん上昇して行くのが見えました。私達は上へ登っていく人となるのだということを神様は見せて下さいました。

世界全体が色々な困難に直面しています。命を脅かす感染症が蔓延し、経済が悪化しています。そして、失業率も高くなっています。この社会は色々なストレスと圧迫のもとにあります。この世界が落ちていく中、神様についていく者として、私たちはヤギのように上へと登り続けていきましょう。

私たちはサムソンのようになってはいけません。彼は母親のお腹にいる時から、神様に選ばれたナジル人でした。神様は彼が聖別された人となるよう、そしてペリシテ人の手からイスラエルの民を救い出すように期待しておられていました。しかし、聖書に記録されているように、彼はペリシテ人の女性を愛し、それが彼の人生を落とさせて行く原因となったのです。彼は自分の情欲に従い、そして神様について行く事はしませんでした。どのくらい力強く油注がれているか、どれくらい偉大であるかは関係ありません。彼は民をペリシテ人の圧迫から救い出すことは出来なかったのです。

愛する兄弟姉妹の皆さん。今年どのようにすれば、勝利を体験することが出来るのでしょうか。そのためには私たちの中から自己中心と、自分自身の肉と情欲を取り除かなければなりません。このコロナの流行の中で、社会は混乱していて、多くの人々は見失い、迷い出しています。私たちはこの世、この世の人たちと同じように歩んではなりません。私たちは神様に目を向け、神様のために生き、そして上へと向かうべきです。私たちが神様についていきたい、神様に用いられたいと願う時、かならず神様は私たちを立ち上がらせて下さいます。どんなに難しい状況の中でも、私たちは祝福され、そして世代への祝福へとなっていくでしょう。■【2021.01.24】

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