


7月中旬、私と師母は弟子とスタッフを連れてバンクーバーに行きました。この旅行は事前に計画されていたわけではなく、神の導きによるものでした。
7月1日、バジル牧師とルビー牧師の息子・アモスが結婚しました。ルビーの両親はバンクーバーにいるため、オンラインでしか結婚式に参加できませんでした。結婚式の後、私たちは心の中に深い感動を覚え、彼らが昔、娘をサポートしてくれたことに感謝するために訪問したいと思いました。彼らのサポートによって、ルビーの家族が香港に来て神に仕えることができたのです。
旅行中、ルビーの両親の訪問だけではなく、神は私たちにもう一つの驚くべきことをしてくださいました。それは、私の恩師であるリージェント・カレッジの校長、ジェームズ・ヒューストン博士に会う機会を与えてくださいました。彼は現在102歳で、11月には103歳になります。介護施設にいて身体は不自由になりましたが、彼の頭脳は今も非常に明晰で、目は活力に満ちています。彼は生涯を通じて聖霊に非常にオープンでした。私が若い頃、彼から黙想の祈りを学び、より深く霊によって祈ることを学びました。その後、バンクーバーで10年間牧会していましたが、苦難の時期で、まるで乾燥した砂漠にいるようでした。
しかし、毎日、川辺で静かな祈りをすることで私は聖霊の生ける水と深く結びつくことができました。今回、ヒューストン博士と話し、心に長年抱いていた感謝の気持ちを伝えることができ非常に有意義な時となりました。年を重ね、寝たきりではありますが、彼は執筆や読書に情熱を持ち続け、祈りの生活を深め続けており、私に多くの啓示を与えてくれました。
師母は、私たちが書いた4冊の本を渡すと、彼は喜んで受け取ってくれ、私たちに油を塗り祝福してくれました。その晩、ホテルの部屋に戻ると、師母は詩篇103の言葉を思い出しました。「あなたの一生を良いもので満ち足らせる。あなたの若さは、鷲のように新しくなる。」(詩103:5)本を贈った瞬間を振り返ると、確かにその通りでした。師母は66歳ですが、この102歳の老年者の前ではまるで小さな女の子のようで、まさに鷹が若返るようでした。神は彼の生涯を通じて、私たちにこの地上での残された日々において主の恵みを証ししてくださり、彼が私たちに与えてくださったすべての良いものを楽しむように励ましてくださいました。