


私の大切なキリストにある友人である張敬長老は、台湾で「国宝」と称される彫刻家であり、同時に主の言葉に耳を傾ける神の国の僕でした。彼は受け取った啓示を作品に彫刻し、それを通して神の真理を現しました。私たちの教会の外にある巨大な十字架も、彼の作品です。今、彼は安息し、天の御国へと帰られました。私たちは深い喪失感を覚えています。
2012年、私とデルフィン師母は、デボラの3人で日月潭に休養に行った時、偶然にも張敬長老の展示会が開催されていました。デルフィン師母は芸術作品に強い関心があったため、私は彼女に付き添って見に行きました。そこで、彼がクリスチャンの彫刻家であることを知り、その作品には詩篇23篇や「神はなんと偉大なお方か」といったテーマが込められていて、本当に貴重なものでした。香港に戻った後、私たちは彼に連絡を取り、そこから交わりが始まりました。それが、台湾に611の支部を設立するきっかけとなったのです。
恵みの御座(Mercy Seat) 会堂を献堂する前、私はその礼拝堂に張敬長老の作品を置いて神の栄光を表すよう導かれました。すでに心の中で予算を考えており、作品を依頼するつもりで彼に電話をかけました。すると彼は、なんとその朝すでに主イエスが「『全能の神の霊』という作品を香港611に贈りなさい」と語られたと告げたのです!「全能の神の霊」は、彼の作風が精巧で細密な彫刻から、大胆で力強く、わずか数回の彫りで壮大さを表現するスタイルに変わった代表作です。「大気」は聖霊を象徴しており、神の御業の不思議さを実感します!
2019年、張敬長老は3区画の物件を購入して美術館を設立し、将来的に雲林611が使用できるよう提供してくださいました。私たちが追悼式に出席した際、すべてが完成しており、その場所が雲林611の会堂となっていて、本当に美しく整えられていました。彼は雲林611を祝福しただけでなく、ピーター牧師とデイジー師母を私たちに紹介してくださり、今では台湾支部の主任牧者として仕えています。本当に、一粒の麦が地に落ちて多くの実を結ぶのを見ているようです。神は張敬長老の人生を通して多くのことを私たちに教えてくださり、彼の作品は今も私たちの間にあって、神の栄光を表しています!
「神の御国のしもべは主の御言葉を聞き、国宝の名匠は真理を表す!私の愛する友よ、天国で再会しましょう。」これは私が追悼式で張敬長老に捧げた弔辞です。私たち皆が、喜んで神の声を聞き従い、自分の人生を神に彫刻され、他の人々への祝福となる者となりますように!