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父の心を受け取る

主に感謝します!私に父の心を与えてくださり、教会のメンバーやすべての枝教会の牧師の父となるように育ててくださったのは、すべて神の御業です。

私の人生を振り返ると、生後4か月の時に父は家族をおいてインドネシアに行きました。戻って来た時には、彼には別の妻と3人の子供がいました。そして、1か月も経たずに、彼らは突然姿を消しました。私が23歳の時に母が危篤になり、父が会いに来ました。母は私に「パパ」と呼ぶよう言いました。心の中は憎しみでいっぱいでしたが、私はその憎しみを乗り越えようとしました。20歳で主を信じてから、私を捨てた父を含め、すべての人を赦すことを学び始めていたからです。33歳でカナダで神学を学んでいた時、私は更に前進し、積極的に父と和解しました。その後、香港に戻って教会を始めた頃、父は重い病にかかりましたが、私は彼をキリストに導きました。父はある時に自殺を考え、葬儀の手配までしました。その時、私はイスラエルにいて、父に私が帰るまで待つように言いましたが、彼は自ら命を絶ちました。私は彼の病による苦しみを理解してはいましたが、彼の行動を受け入れることはできませんでした。これが私と父との間で起こったことです。私は苦しみながらも彼をそして自分自身を受け入れるために、主により頼み続けました。

その一方で私は霊的な父を探し、その過程で拒絶や軽蔑を経験しました。「自分で自分の父になりなさい」と言われたり、私たちの関係を利用して利益を得ようとする人もいました。私は主により頼みながらもこの傷ついた道を歩みました。今日、教会を導く父となることができたのは、まさに神の奇跡です!

初めの頃、私は霊的な子供たちに講解説教やバスケットボールなど教えることが好きでした。しかし、師母は私に父親になるように言い続けました。父親になるには、自分が思い描く理想の姿になるよう子供に求めることではなく、彼らの可能性を引き出すことです。
例えば、私の弟子であるアサフは賛美に情熱を持っているので、彼が賛美担当の牧師として神に仕えるために助け育てることを目指しています。もう一人の弟子イーベンは企画や運営が得意なので、彼がエデンの園や夫婦キャンプでその能力を発揮できるようにサポートしています。私は神の視点で子供たちを肯定し、褒めて、受け入れ、育て上げることで、彼らがますます喜び、自由で自信に満ち、成長して行くことができるようにしています。これが私にとって父親の役目だと思っています。

天の父の心は、すべての人がいのちの木となることです。私が神に従い続ける時、父の心は子供たちに向き、彼らの人生は神の創造の美しさを表すものとなります。そして、子供たちの心は父に向かい、一緒に父と共に神について行くのです。そして、共にいのちの木となり、全地にいのちの木を植えることができます。なんと美しいことでしょうか!

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