現在の世界的な混乱や次々と押し寄せるネガティブなニュースを見ると、簡単に恐怖や不安に陥る人がいるかもしれません。私たちはクリスチャンとしてこの状況にどう立ち向かうべきでしょうか。 私たちは本当に憩うことができるのでしょうか? 結局、大切なのは感謝の心を持つことです。
パウロは手紙の中で、「いつも喜んでいなさい、絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。」(第一テサロニケ 5:16-18)そして「御霊を消してはいけません」(第一テサロニケ5:19)と教えています。すべてのことにおいて感謝する時にいつも喜ぶことができ、結果として祈り続ける力が与えられます。 私たちが感謝を捧げる時、たとえ世界が変化と困難に満ちていても、詩篇46章8節の「来て 見よ。主のみわざを。」とあるように、神にだけ思いと心を集中させ、神の御業を見ることができます。確かに,私たちは神がすべてを支配しておられることを目にし、経験してきました。2014 年の雨傘運動から現在までの 10 年間、私たちは社会運動や新型コロナウィルスの発生など多くのことを経験してきました。 しかし、神は私たちを祝福してくださいました。現在、実際の礼拝出席者とオンライン礼拝の視聴回数は合計で 1 万人を超えています。 一方、私たちの聖書学校は各国から人々が集まっており、いのちの木の雰囲気に浸り、また整えられるために喜んで自分自身を捧げています。これらすべてに深く感謝しています。
私の弟子であるヨアシュは、かつてはとてもネガティブでいつも憂鬱で、神はどこにいるのかと疑問に思っていました。 長年にわたり、彼は私たちと共に神に従い、自分自身の困難や状況に目を留めるのではなく、神の御業に目を向けることを学びました。 徐々に彼の人生と物事の視点は変わり、今では心から感謝できるようになりました。 彼は喜びに溢れて、憩うとはどういうことかを知るようになりました。 つい最近の日曜礼拝で、子ども教会で育ったユース達が担当した劇が披露されました。神様から与えられた賜物を活かして、脚本、演出、作詞、その他すべてを担当し、ユース達の可能性が自由に解き放たれました。 これらすべてを見て、彼は神の御業に驚き、感謝せずにはいられませんでした。
デビー牧師が初めて私たちの教会に来たとき、若者はほとんどいませんでした。 しかし、長年にわたり彼女は多くの若者を弟子訓練してきました。 今、彼女はかつて中学生だったヨアシュが日曜礼拝とモーニングデボーションで説教する姿を目撃しています。 若い男性がこの世の中のあらゆる誘惑の中、全てを捨て神に応答することは本当に大変なことだったと振り返る時に、彼女は感謝の気持ちでいっぱいになります。 彼女は私たちの教会が世代から世代へと受け継がれていることを神に感謝しています。
この世の苦難の中には私たちが理解できないことがたくさんありますが、神様は全てを治めており、神様がコントロールを失うことは消してありません。 神様は素晴らしい働きをしてくださっています。 ヨブは逆境の中で何もわかりませんでしたが、神様は何が起こっているかを正確に知っており、神様の御心が最終的に成就しました。 親愛なる兄弟姉妹の皆さん、あらゆることに感謝する時に私たちは神様に集中し続けることができ、神の御心を知り、その中で祝福を受けることができます。■【2024.03.10】
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