2週間前に、師母と私はスタッフの夫婦キャンプを導きましたが、うちの教会では初めての英語での夫婦キャンプでした。参加した9名の夫婦は積極的で、多くの収穫がありました。
シンガポールから来たスタッフの偉民とJolynにとっては三度目の夫婦キャンプでした。彼らは涙を流して、611に来る前の自分達を思いました。いのちの木のもとに来なければ、結婚が破綻していたことでしょう。偉民は以前から熱心に神様に仕えていました。しかし、彼の優先順位は間違っていました。彼は教会の働きを重んじ、神に仕えているつもりで、妻の必要を後回しにしていました。だから、愛する者が傷ついていたのです。神様をたたえます。彼が目覚めたことを。いのちの木の第一のコア・バリューは「神が第一、次に人、そして大地」です。神様が最も高い位置を取り、二番目に結婚や家族などの人で、最後に大地というキャリアや働きなどの達成感をもたらすものです。彼は心を尽くし力を尽くして妻を愛して、人からの称賛のために彼女を犠牲にしてはいけません。神様に感謝します。彼らはふたりとも変えられ、彼らの関係はより親密になりました。
ジャスティンとジューンという夫婦がスイスから、神様を求めていのちの木へと来ました。彼らは夫婦キャンプに参加したことがありました。しかし、今回のABCコミュニケーションの途中で、ジャスティンは妻が思いっきりぶつかってきたことで目覚めました。彼が数年前に起きた出来事と向き合ってこなかったために彼女は傷ついてきたのです。彼からすると、彼女こそ理不尽でしたが、しかし実際は彼が逃げてばかりいるので彼女が抑圧を受けてきたのでした。ジューンも自分が偽りの中を歩んでいたことを告白しました。自分の結婚は完璧だと思いこんでいたが、実際は夫になんでもかんでも譲ってきたと。彼らは互いを敬いながらも交流がなかったのでした。今、彼女は、真の助け手として矯正されなければと気づきました。感謝なことに、彼らの概念や思いが大きく聖霊様の働きによって新しくされました。ジャスティンは妻の心の叫びを聞き、スイスから香港に引っ越すことにしました。
私達はいつも教会を建てる話をします。実は、わたしたちはいのちの木を建てているのです。いのちの木のしたで、みなが変えられて、神様の価値観をもつべきなのです。働きを追いかけることで、自分は神を愛していると思いこんではなりません。そうなると、妻や子どもたちが苦しみます。多くの牧師の子供達は、このせいで教会に行かなくなってしまいました。なんと悲しいことでしょう!私達は日々自分に死ぬことを、結婚と家庭の中で練習しなければなりません。そうすることで神様を愛することを学びます。私達みなが人格を変えられ、神様の心に近づけますように。
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