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カインの一族になってはならない

二週間前の父の日に、Eben族長が放蕩息子のたとえを使ってメッセージをしてくれました。また先週の日曜礼拝では、十戒の説教シリーズに戻って、第6の戒めについて最初の説教を始めました。ジェーソン・タン先生が旧約のカインとアベルの話を選びました。これもまた、二人の兄弟の話であり、また兄が弟に嫉妬する話です。カインの一族になってはならないという戒めです。聖霊様の素晴らしい導きに驚いております。

十戒を心の板に書き記すには、昼も夜も思い巡らし、詳細に解き明かされて初めて心に根ざします。どの戒めもしっかりと消化してからようやく次の戒めに行けます。最初の5つの戒めに関しては、私が特定の戒めの説教をまず語り、それから別の説教者たちが次の週から応答説教をしていました。しかし、この第6の戒めでは、順序を逆にしました。四回同じテーマでメッセージをします。最初の3名が旧約の中からストーリーを語って、最後に私が語ります。この聖霊様の導きの仕方を気に入りました。これで私も十戒についてもっとひらめきを得る時間がもてます。

「カインの一族になってはならない」のメッセージは、私の弟子のジョーイ・フイさんを思い起こさせます。彼女の弟は父親から暴力を振るわれていました。彼女はあまりに怒り狂って、復讐を企てました。神様が彼女と家族を611に導かれ、いのちの木の下で愛され弟子となったことを感謝します。徐々に、彼女は父親を赦すことができるようになりました。彼女の人格はさらにまっすぐになり、彼女はMercy Houseのリーダーになりました。彼女と家族は、神様の家で仕え、神様のものとになりました。

もう一人のスタッフのボアズさんは、両親から離れて、幼少から祖父母と暮らしていました。両親に対して怒ってはいませんでしたが、第5の戒めの説教を通して、自分は親子関係を、無意識のうちに穴に埋めてしまっていたと気づきました。二人のスタッフの人生を通して、5つ目の戒め「両親を敬う」は6つ目の戒め「殺してはならない」に深く関係していると気づきました。彼らは両親を敬うことができませんでした。一人は殺そうと思い、一人は関係を埋めてしまいました。しかし、神様に感謝します。いのちの木の下、愛によって人格が変えられ、突破口と祝福の道に入っております。

創世記4章を今回読んでみて、個人としてカインの一族にならないだけでなく、町々や国々としてもそれを避けないといけないと気づきました。今日、世界中の多くの町々がカインの文化で満たされており、悪いものに属して、神に逆らっています。私達の国々と町々がカインからアベルへのと変わり、そこで大地が私達のために実りを生じて、神様の祝福が受けられるように祈りましょう。

愛する兄弟姉妹のみなさん、人から攻撃される時、カインの一族になってはいけません。むしろ、アベルの一族となりましょう。神様の霊がいつもアベルと共にあり、私達を傷つける者たちを神様が裁きます。私達がみな神様に属し、代々神様に祝福されますように。■【2022.07.03】

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