プリムの祭りー勝利を受け取る時

私たちの「４０日間の断食の祈りの期間」の最後の日は、ちょうどプリムの祭りの日でした。プリムの祭りは「逆転勝利」の日です。しかし、香港のコロナの状況は最悪で、総感染者数は百万人を越えてしまいました。私たちはこのニュースで気持ちが重たくなりました。私は神様が何をしておられるのかと考えあぐねていた時、プリムの祭りの日の３月１７日に私たちは奇跡と素晴らしい出来事を体験したのです！

３月１７日の朝、バルナバ牧師とディリー師母は観光ビザを持って、フェーバー６１１の主任牧師としてオーストラリアに飛び立とうとしていました。同時に、彼らは信仰によって就労ビザを取得することも待っていました。驚く事に、飛行機に搭乗する直前、オーストラリア政府から、ビザに必要である身体検査の過程が完了して５年間の就労ビザが下りたという知らせがきたのです！なんと興奮することでしょうか！

彼らは２年以上前に、就労ビザの申請をしました。しかし、その後オーストラリア政府からは、何の知らせもないまま月日は過ぎていきました。今年の２月に、オーストラリア政府が再び国境を開いたという発表を出すや否や、私たちはすぐに牧師派遣式を行いました。派遣式を行ったのは、４０日間断食と祈りの期間が始まる日でした。彼らは観光ビザでフライトのチケットを予約し、その搭乗する日がちょうどプリムの祭りの日にあたったのです。さらに驚くべき事は、就労ビザが受理され発行されたのが、プリムの祭りの日と同じ日だったのです。神様の奇跡の働きに私たちは驚きました！プリムの祭りの日は「逆転勝利の日」なのです！

コロナ渦の中、香港は勝利することを切望していました。多くの枝教会は私たちを心配してくれていました。枝教会である、マニラ６１１教会が献金を私たちに送ってくれた事に私は非常に感動しました。２００３年、私たちは１００日間伝道集会をSARS流行の真っただ中、行っていた時がありました。その１００日間伝道集会の始めの日は３月１７日でした。そして、今年の「４０日間断食と祈りの期間」の終了した日が、プリムの祭り始めの日（今年は３月１７日がプリム祭の始めの日）だったのです。これらの出来事は香港が勝利へと入っていく事だという事を信じています。エステル記で述べられていたように、神様は神様の民を救って下さるのです。

私たちは急遽モーニングデボーションの箇所を、エステル記に変えました。「逆転勝利」を宣言し、全ての枝教会も「逆転勝利」に入っていく為でした。神様がユダヤの人達の為にして下さった事は、私たちにも同じように導いて下さる事を信じています。霊的なユダヤとして私たちをも勝利へと導いて下さることでしょう。２月１８日に香港全域で広く祈りの歩行をしたときから香港のコロナはもっと深刻になりました。３月３日は感染者数の最高を記録しました。この日はアダルの月の最初で、私たちの月例祈祷会の日でした。月例祈祷会の日がユダヤの月の最初に日にぴったりはまることは滅多にないことです。神様は私たちと共におられます。私たちが始めた「ジェホシュア、ラブ＆ケア」という活動は、コロナに感染してしまった人々のために支援物資を送る活動で、その活動を始めた日はプリムの祭りの最初の日でもありました。伝統的に、ユダヤの人々はプリムの祭りの日に、貧しい人々に贈り物を送っていたそうです。神様は毎日の日々、そして全てをお造りになりました。すべては神様の御手の中にあります！