611教会は5つの賜物を発展させ、使徒と預言者を基礎にして建てられています。20年を通して、神様は預言達への啓示をもって豊かな実を結ぶ「いのちの木の道」に導いて来られました。
預言は611教会の特徴でもあります。しかし、私たちは本当に預言者と正しく付き合い、正しい解釈をもって聞いているでしょうか。デボラ先生は中国の諸教会で名前がよく知られています。たくさんの兄弟姉妹が預言を聞きにやってきます。しかしながら、人は人生での重要な決断をする際は、まずは個人的に神様を求めるべきです。なぜなら神様は人に話しかけることを愛し、預言を通してご自分の言葉を確証するからです。
611教会の使徒として、私は個人的なことでデボラ先生に預言を頼んだことはありません。教会の方向性に関しては、預言者たちと運営スタッフたちを集めて、一緒に祈って神様を求めます。2007年に、私たちは北角から荃湾に引っ越しました。私は三日間引きこもって神様を求めました。すると神様が啓示をくれました:「荃湾は香港の中心地だ。あなたを導き、荃湾で中央型教会を建てあげる。」後に、地図を開いて調べたら荃湾は本当に香港の真ん中にありました。こうして、神様の確証をもらって、ビクトリア湾を渡ったのでした。荃湾に引っ越してから、私たちは高く舞い上がる段階に入り、会衆が1000人から10,000人に成長したのです。共に、神様が素早く働くことを見たのです。
預言者には、自分自身の主権があります。誰に対しても、神様から促されてミニストリーをするのです。一度、アントン・クルーズ先生がインドから特別に訪問してくださり、神様の言葉をくれました➖神様が611教会を誰も歩んだことのない道に導くから、もっと祈りなさいと。数年後、私たちはドバイで「611号線」という高速道路を目にしました。その時に、いのちの木の道こそが神様が新たに開いた道だと気づいたのです。神様が預言を自ら確証されたのです。
使徒は預言に盲従してはならず、預言者は利益のために預言してはなりません。また兄弟姉妹は、いつも預言ばかりを追い求めるのは控えましょう。それは自分が聞きたいことを選んで、神様が自分に語りたいことを選ばないことになるからです。
兄弟姉妹、預言というものを正しい観念で見、預言に依存しないようにしようましょう。私たちは聖霊様を受けたのですから、自分で全てのことを吟味するべきです。神様は御自身を慕い求める者には喜んで、力をもって御自身を示します。そして、神様は私たちを豊かな人生と約束へと導こうと願っています。■【2021.10.03】
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