聖霊様に感謝します。私たちの教会を導かれ、新たなる「Being夫婦キャンプ」をスタッフや族長のために開催できました。今回は予定も講義も講師もあらかじめ用意しませんでした。それにもかかわらず20組以上の参加した夫婦が、夫婦関係の大いなる突破口を見出し驚いていました。
今回は師母が直接聖霊様から受け取ったことに対して、私は心から協力して語りました。神の言葉を心に宿し、聖霊様に促されるままに御言葉を用いることができました。真理が泉のように流れ、全ての夫婦が変えられました。Beingのあり方とは、神様が私たちのうちに造られた本質です。ただ単に良い結婚生活で良しとせずに、夫・父親・妻・母親としてのBeing(あり方)を生きなければいけません。そのようにして私たちは、全地を治め、万物を神様に立ち返らせる使命を全うできるのです。
たとえば偉健(バルク)、玉雯夫婦ですが、彼らは結婚して何十年もたっています。かつては、長女に対して偉健が優しい父親の役割をして、妻が厳しい母親にならざるを得ませんでした。結果、母親と娘の親子関係は疎遠でした。夫婦キャンプの間、妻が長年押し殺してきた罪悪感と自責の念を泣きながら告白してきました。主に賛美します。バルクは自分に死んで、妻の傷、苦しみ、孤独、を分かってあげることができました。そうする中で、彼は涙をもって真摯に自分自身の誤りを認めました。ついに、彼は悟ったのです。表面上は自分は良い父親として娘に、自由と余裕を与えてきましたが、実際は神様が創造された夫として、父親としてのBeing(あり方)を生きてきませんでした。担うべき責任も負ってこなかったので、妻が苦しんでいたのでした。
私たちは成長する中で、世の中から傷つけられたり、歪められたりしてしまいます。これらの傷や痛みが、私達の人生のある部分を破壊してしまいました。この部分を取り除き、神様が私たちに与えられた夫・父親・妻・母親としてのあり方を回復しないといけません。夫婦キャンプの中で私たちの中の純真さ、愛、愛情などを表に引き出すことができました。これらが私達に神様がもともとそなえられたBeingなのです。
「Being夫婦キャンプ」は私たちをまた一つ高いレベルに引き上げてくれました。妻は「助け手」としてのBeing(あり方)を回復させ、夫が妻からの助けを受け入れることで自分の「頭」としてのBeing(あり方)を回復させる。このように、創世記の中で、神様がエデンの園で人類に与えられた設計が全地に実現します。世界中の家庭がキリストに立ち返り、万物の頭となるのです。
これらまでの幾度の夫婦キャンプにおいて、私たちは「ABCコミュニケーション」スキルを教えてきました。数年までに「親密なる対戦相手」という本を出版しましたが、その中で、栄光の階段、夫と妻の4つの山々、という考えを紹介しました。今、私たちは「Beingあり方」の話をしていますが、これは新たなる通過点です。神様の導きを感謝しています。神様が私たちを、全世代に渡って、祝福し続けられますように。そして夫婦の関係を通して、いのちの木が全地に植えられますように。■【2021.08.08】
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