私たちは、教会20周年記念を無事終えることが出来ました。20周年記念では神様の恵みと御業をたくさん見ることが出来ました。教会スタッフの皆がともに一致して働き、心ひとつにして捧げていたのを見て、非常に美しいと思いました。
20周年記念のための劇の脚本は、20周年記念がある、その週の水曜日にしか出来上がらなかったのですが、それでも、その劇を金曜日にすることが出来ました。さらに、そこには神様の臨在で満ちていました。なんという奇跡でしょうか!脚本を書くことから始まり、その脚本を翻訳し、劇中の背景音楽(BGM)、劇中に歌う曲の作詞作曲し、編集をしました。それから、キングダムアーティスト(the Kingdom Artist劇中の役者たちの事)と賛美チーム、バンド、そしてメディアチームの共同作業、その全ての働きを可能にしました。みなが臨機応変に対応し、献身的にこなしていきました。これらを通して、私は教会スタッフ達の人生がさらに成熟し、彼らの人生が成熟していく事により、私たちの中で聖霊がさらに働いていく事が出来るようになったのだと感じています。
デルフィーン師母はバスケットボールのMVP(Most Valuable Player 最も価値ある選手)の事を例えにして、20周年記念の感謝を捧げました。MVPはチームのリーダーとして自分自身を脇に置き、自らをへりくだらせています。さらに、彼は適応力があり、成熟していて、人に対して対応する能力があります。今回、私たちの賛美チームもそうでした。彼らは自らを否定し、彼らは楽器を演奏しながら、指揮者について合わせていき、音量、音色などを調整しました。それが全体に、素晴らしい効果を生み出したのです。この20年間、神様ご自身が、皆のいのちを植え育てて下さいました。それは、今日の教会スタッフが成熟していく事に繋がっていったのです。主に感謝します!
この20年間の恵みを数えていると、二つ感じることがあります。一つ目は、まずは信じられないほどに素晴らしいという事です。神様の導きというのは本当に素晴らしいです。私たちの教会は5人の教会スタッフから始まりました。そして、当時は私たちの教会に何もありませんでした。しかし、今私たちは大きな会堂「恵みの御座会堂」があります。これを見る時に、私たちはかつて人生の一番低い所にいましたが、その低い所から上へと昇っていく事が出来た事がわかりました。教会スタッフはさらに強くなり、さらに良い関係を楽しんでいます。これは、私たちがさらに健康になり、成熟になったという事を意味していると思います。これは全て、神様の働きなのです!
二つ目に、私たちの教会がいつもリバイバルされているという事です。現在コロナはある程度収まっている状況ではあります。その中でも、私たちの兄弟姉妹は非常に熱心で、また新来者は、誰にも誘われずとも、自ら進んで教会に来てくれています。私たちが以前、10周年記念をお祝いした時、教会は新しい変革へと入っていく事を私たちは宣言しました。そして10年経った今、新しい変革やリバイバルがあるだけではなく、神様は私たちを新しいステージへと導いて下さっています。私たちが神様と繋がる時、私たちのいのちは、さらに柔軟なものへと、そして成熟へと変えられていくのです。
聖書はこう言っています。「だから、この子どものように、自分を低くする者が、天の御国で一番偉い人です」(マタイ18章4節)私たちが神様について行けば行くほど、さらに前へと進むことが出来、私たちは自らをへりくだらせなければなりません。私たちの教会は20歳になりました。これは、いのちの木がさらに成長した事を意味しています。いかに私たちは力が無い者たちなのかを常に知っておかなければなりません。私たちは力が無いものですが、神様が全てにおいて導いて下さるのです。私たちはへりくだり、人々を満ちたらさなければなりません。その時に、神様の臨在は私たちのただ中でさらに大きくなり、私たちの人生のにおいて神様の御心が表されていくのです。
教会スタッフの皆さん、兄弟姉妹の皆さん、そして枝教会の牧師先生方を祝福します。私たちはへりくだって、神様について行こうではありませんか。神様の器として、神様の御国、神様の霊、そして神様の御言葉をさらに積み込んでいきましょう。その時、私たちの人生はさらに祝福されたものに変えられるのです!■【2021.05.16】
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