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安息の時に入っていく

今年の復活節は私たちにとって非常に特別な日となり、私たちは神様の素晴らしい御わざを次から次へと体験する事が出来ました。これらを通して、神様は私たちを安息の時へと導いていると示して下さいました。

3月26日(木)のモーニングデボーションで私たちは第1サムエル記1章を読み、私はそこから霊により「あすの真昼ごろ、あなたがたに救いがある」(1サム11:9)と宣言しました。そして、次の日、香港政府が宗教的集会の人数制限の規制を緩和すると発表したのです。そして、4月2日(金)、限られた人数ですが、受難節から復活節の日に兄弟姉妹が集まってともに礼拝をささげる事が出来ました。イエス様が復活された日に集会の規制が緩和されたことは、なんと驚くべき神様の御わざでしょう!前回の規制緩和で礼拝に人が集まったのはイエスキリストの生誕を祝う仮庵の祭りの時でした。現在、復活記念祭に礼拝を再開して以来、集まって礼拝を持つことができています。

さらに素晴らしいことは、先週上演したMGリーダーであるアレックス・ワンが辿った人生の劇のことです。乞食のような少年時代から、どのようにして神様に用いられる偉大な器になったかの内容でした。そして、神様は彼に詩篇113篇を与えて下さいました。ところで、師母は教会に飾る生け花の準備をしていました。その時、師母は庭に一つの枝から13個ものバラの花が咲いているものを見つけたのです。師母はそのバラの花を切り取り、復活の日にそれを主に捧げるため、教会へ持ってきました。それは、イエス様はシャロンのバラ(The Rose of Sharon)と呼ばれているからです。復活の日の礼拝に、詩篇113篇と13のバラはめぐり合ったのです。

「主は、弱い者をちりから起こし、貧しい人をあくたから引き上げ、彼らを、君主たちとともに、御民の君主たちとともに、王座に着かせられる。」(詩篇113:7-8) アレックス・ワンの人生の歩みはちょうど私と同じようなものです。復活節の日、神様は私にメッセージを与えて下さいました。「ジョシュア、あなたはもう乞食ではない。過去を去らせ、もう一度立ち上がりなさい。そして、今を生きなさい。」

日曜礼拝に使徒3章1節~21節からメッセージをしました。「あなたがたの罪をぬぐい去っていただくために、悔い改めて、神に立ち返りなさい。それは、主の御前から回復の時が来て・・・このイエスは、神が昔から、聖なる預言者たちの口を通してたびたび語られた、あの万物の改まる時まで、天にとどまっていなければなりません。」(使徒の働き 3章19~21節)7日目というのは、神様の創造のクライマックスであり、また安息日です。神様はこの日に私達と繋がってくださり、休息の時を与えてくださいます。「回復の時」は神様が私たちと共におられるという意味でもあります。イエス様を信じた時から、私たちの罪は拭い去られました。それと同時に、私たちはイエス様とともに回復の時に入っていくのです。安息の日と、歴史的にすべてのものが回復する時一緒に見る、それを611教会の歴史にあてはめて考えた時、私たちは今、安息の時に入っているのだと気づかされました。神様は全てを回復され、そしてその日には、神様の約束が成就されるのです。

神様についてきた20年間を考えると、私たちは神様の「カイロスの時」にいます。今年の復活節では、天の父が私たちの只中におられ、私たちとともに祝って下さるのです。神様に感謝します。この世界が混乱に陥っていても、私たちが神様と繋がる時、私たちは安息の時と回復の時をもつ事ができるのです。【2021.04.11】

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