アンジェラと夫のミシェルが私たちの招きに応えて装備を整えるために香港に来てから、瞬く間に3年が経ちました。彼らは今、いのちの木の種を運んでベルギーに戻り、ヨーロッパのいたるところにその種を植える道を開きました。私たちの弟子の一人ジェシカは、アンジェラの人生にとても感動した一人です。
アンジェラは若い頃、他人の屋根の下にいて貧しく、安心できる家がありませんでした。 彼女の父親は、アンジェラと彼女の兄弟と一緒に暮らす前にレストランを始めなければなりませんでした。その間彼女にとって待つことがどれほど大変だったでしょうか。彼らが一緒に暮らし始めた後も彼らの生活はとても困難でした。しかしそんな生活でも彼女は心に苦味を抱くことなく、彼女の家族と一緒に過ごす全ての瞬間を大切にしました。その後、アンジェラは兄のバルナバの世話をする為に、遠くベルギーから香港を訪ねて来ました。そうして611との絆を築くことになります。
アンジェラは何よりも人間関係を大切にする人で、彼女の本当の気質を抑えたりしません。 彼女がジョシュア牧師と師母と会うときはいつでも、その機会を大切にし、本当の娘の様に振る舞い、彼女のアイデンティティを楽しんでいました。彼女は何もしていない自分に不快感を感じたり、焦って何かをしたりすることはありませんでした。彼女は本当に「真の娘」であり、「行い」を気にかけません。
「行い」を気にかけませんが、彼女は依然として奉仕の分野で優れています。 彼女は誠実であり、人とぶつかることにも勇敢ですが、温かみに溢れています。 かつて彼女はあるレストランのシェフが自作した素晴らしい調理器具をとても褒めたことでそのシェフと知り合いになりました。 その後、シェフは自分が作った調理器具を個人的に彼女に送りました。 また飛行機の客室乗務員と友達になり、予期せぬファーストクラスへのアップグレードを受け取ったことありました。彼女は簡単に友達を作り、人と自然に結びつく力を持っています。彼女が困難に遭遇したとき、いつも人が現れて予期せぬ助けを与えてくれるので、彼女は彼女の使命を楽に達成するために祝福されているといえます。
香港611のにいる間、彼女はミニストリーにおいて一定の立場にいませんでしたが、多くの異なる部門の働き人と良好な関係を築きました。ハッピーチームの人達でさえ、彼女には心のこもったお別れを言いました。 最近、私たちは常に「being」と「doing」について話しています。 私たちが「being」について掘り下げる事について、アンジェラは私たちにとっての素晴らしい例です。彼女はミニストリーにおいて「行い」を用いずに他者との良好な関係を築きました。私はアンジェラのような単純さと自由を欠いている人です。 私は常に「行い」において成長するように自分をプッシュしてきました。彼女はどの部門も苦手だと私に言いましたが、彼女の「being」という啓示は私たちにとって栄養となりました。
私たちが「doing」によって自分の価値を確認する必要を感じなくなる時、私たちはシンプルに自由に生きる様になり、他者と真に調和した関係を築くことができる様になります。あなたが自分の「being」から始めて、神の創造物のユニークさと美しさの中で、神と自分を調和させることができれば、生命の木の香りは自然に滲み出るようになるでしょう。 [2020.09.06]
私の子よ。あなたはもう孤児ではない!アンギェラの証劇|愛する息子/ バルナバ・プン牧師先生
60年代の香港ーバルナバスとアンジェラの生活は非常に困難でした。香港からオーランド、そしてベルギーにまで、彼らの人生は休むことなく、さまよいつづけました。どこが彼女たちの家なのでしょうか。孤児院、修道院、それとも人の家の屋根裏部屋??これは、バルナバ牧師先生と、妹であるアンジェラの苦難に満ちた人生の証劇です。しかし、その中でも確かに神様の愛の御手が彼らの上にあり、守ってくださり、そして暖かい家に導いて下さいました。