先週の日曜日に、バルナバ先生と彼の妹であるアンジェラの人生の証とメッセージを聞いて、とても感動しました。彼らの人生の証にはたくさんの真理があり、今日私達が直面する逆境の中にあって、どのようにして神様についていくのか、いかに正しい選択をするかについてたくさんのことを受け取ることができました。
彼らの両親のゆえに、バルナバ牧師先生とアンジェラはとてもとても辛い幼少期を過ごしました。バルナバ牧師先生は児童相談所に預けられ、そこでいじめを受けながらも、知的な障害をもった兄の面倒も見なければならないという状況に置かれていました。彼は非常に痛み苦しみ、心は苦くなり、曲がった考えを持ちました。結婚した後も、自分は孤児と同様であると考えていました。拒絶をもたらす孤児の霊は彼を苦しめました。彼の父がレストランを開く為にベルギーに子供達を連れて行った後も、彼は父から奴隷のように扱われていると感じました。彼は父を拒否し、家出をして、それから孤児のように生きました。
もう一方では妹のアンジェラは幼い頃から違う家族に預けられ、たらい回しにされました。しかし、彼女は様々な問題に直面している両親を理解し受け入れることを選択しました。4人の子どもたちを育てるために、再婚をしないと父親が決断したのを知ってからは、彼女は自ら進んで父親と兄達を世話するようになりました。おかれた環境に従う事、そして許すこと、感謝をささげ、人を助ける事に決めました。困難な状況に直面した時に、彼女は大きな忍耐をあらわしました。私は彼女の人生を感謝しています。
二人は同じような困難な環境に置かれながらも、アンジェラはいのちと許しを選びバルナバ先生は孤児となる事を選び、見捨てられたと信じました。しかし、バルナバ先生がいのちの木の教会、611に来られた事を神様に感謝します。ここで先生の人生は続けて変えられてきました。今回初めて、バルナバ先生が皆の前で父親に感謝をし、人生が変えられた事を神様に感謝したのを見ました。
私たちの選択は私たちの人生に影響を与えます。世界中に新型コロナウィルス感染症が蔓延し、社会が休まる暇もなく、経済は悪化し、そのおかげで沢山の人々が職を失っていきました。全世界の人々が苦しんでいます!私たちはどのようにして、この問題に対処し、選択をしていけばよいのでしょうか。この困難の中、私たちは不平不満を言わないようにしましょう。その代り、全てをご支配しておられる神様に感謝し、愛し、そして信じましょう。そうする時、私たちの人生は違うものと変えられていき、神様が私たちとともにいて下さいます。
愛する兄弟姉妹の皆さん、神の御国は揺るぐ事はありません。困難な状況の中、私たちは神様を見上げ、神様の供給を信頼しなければなりません。私たちの必要を神様に知っていただき、神様の平安が来るように祈る時、奇跡が起きます!私は毎日、枝教会のため、教会スタッフ、そして彼らの家族と日々の必要のために、そしてエルサレムの平安が皆の上にあるように宣言して祈ります。信仰を持って神様についていく時、必ず、神様は啓示を与えてくださり、そして導いて下さり、神様の誠実さとカインドネスを体験していくでしょう。【2020.08.16】
ジョシュア•チャン師
本稿は611霊糧堂週報 997号より抜粋
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