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愛と信頼:人の本質を評価することから始まる(二)

前回のMG12コラムの引き続きですが、6月4日にデルフィーン・シーモは、愛と信頼を築き上げる方法について下記のように分かち合ってくださいました。

「私とジョシュア先生は、働きの進展や発展よりも、人を建て上げることに重点を置き、時間を用いています。私たちは『人の行動を見るよりも、人の内側にある本質を見出す必要があります。』本質とは何でしょうか。本質とはBeingを指しており、行動のDoingではありません。私たちの働きや行いはすべてDoingに含まれます。私はDoingに対してあまり興味がありません。神様は私たちのBeingに対して最も関心を持っておられます。もし、このいのちの木の本質が健全なら、良い実を結びます。良い木は良い実を結びます。悪い木は悪い実を結ぶからです。

人の本質こそ最も重要な事柄です。しかし、世間一般では人々の外見、学歴、仕事能力、経済力などが評価されます。ほかの人もこれらのことを通して私たちを評価し、比較してしまいます。私たちは習慣的に人のDoingを評価します。例えば、夫は妻に対して家事が良くできたことを褒め、妻は夫の高収入を称賛することに慣れてしまい、人のBeingを褒めることに慣れていません。

人のBeingをどのように評価すべきでしょうか。例えば:『あなたの内側にある善良な心を感じるよ』、『あなたの内側にある優しさが見えているよ』…などが挙げられます。人のBeingを評価された時こそ、その人の内側にある天使が見えてきます。人の内側にある天使を見つけるのは非常に重要です。例えば、ミケランジェロは大理石の中にダビデが『隠されている』ことを見つけ、この石のどこから彫刻し始めるかを分かっています。私たちは、人の内側にあるBeingを見つけ出せるなら、その人の内側になる天使の姿を彫刻することができます。人である以上、誰でも評価され、励まされる必要があります。セルリーダーはセルメンバーのBeingを理解し、評価することにより、彼らの内側にある天使を見つけ出すことができます。

愛と信頼はどこから始まるでしょうか。人は評価され、認められる時に、その人の内側にある天使のような善良さが見えるようになってきます。夫婦の間や、両親と子どもとの間にも、このようにお互いを評価することができます。すべての人の内側にある天使が見出される必要があります。■2020/06/26

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