神様が私たちとともにおられる

先週師母とヨーロッパから帰ってきました。神様がこの旅を通して私たちに語って下さったことを感謝します！

高速道路でスイスに向かう道すがら、一筋の光が厚い雲から差し込みました。それはまるで道を指し示す光のようでした。私はすぐさま携帯で写真を撮りました。またしばらく道を進むとドイツ語で『出口』と書かれている看板に気づきました。何か神様が語って下さっているように思いました。今香港は暗黒の混乱の中にあるけれども、神様の光が確かに私たちを導いて下さり、やがて脱出の道にたどり着くとおっしゃているようでした。

あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。第一コリント人への手紙 10章13節

ヨーロッパから帰る時、飛行機の窓の外から雲海を見ました。雲の上にある太陽から光が雲を突き抜けて差し込んでいて、夜明けのような情景を作っていました。この素晴らしい超自然的な現象を通して、たとえ雲が分厚くても、天の神は私と共にいてくださり、温かい光を送って下さっていることを語って下さいました。（611霊糧堂週報961号の週報の表紙をご参照ください）

香港へ帰ってきた次の日、私たちはヨシュア記３章をモーニングデボーションで読みました。その章は、イスラエルの民が約束の地に入るために、ヨルダン川の岸辺で川を渡ろうとしているところでした。「ヨシュアは民に言った。『あなたがたの身をきよめなさい。あす、主が、あなたがたのうちで不思議を行われるから。』」ヨシュア記３章５節。ヨシュアはすぐに神様に応答し、大胆に信仰をもってヨルダン川を渡るや否や、神様はヨシュアの決断を尊重し、川の水をせきとめられました。「主はヨシュアに仰せられた。『きょうから、わたしはイスラエル全体の見ている前で、あなたを大いなる者としよう。それは、わたしがモーセとともにいたように、あなたとともにいることを、彼らが知るためである。』」ヨシュア記３章７節

今の香港は、私たちにとってはまるでヨルダン川を渡っているような状況です。私たちもまた、しるしと不思議を体験し、神様の約束の地に入っていくでしょう。状況がうまく進んでいなかったり、私たちの必要が満たされていない時に、神様は私たちの事を気にかけて下さっていないだとか、効果的な祈りを捧げていないのではなどと思ってはいけません。もしそう思ってしまうなら、状況をなんとか変えようと自分の力でがんばってしまっているのです。

私たちは神様が本当におられることを信じなければなりません。ヨルダン川を渡るということは、以前誰一人通ったことがない道を渡るという事です。渡るカギは神様を信頼し、身を清め、私たちの肉、自己義、そして疑いを捨てることです。目に見えるところによらず、信仰によって決断している限り、そして神様の愛と真実をしっかり握り、恵み憐れみに満ちたお方だと信じ切るなら、その時神様は確かに私たちとともにおられ、主のしるしと不思議の目撃者となれるでしょう。

ミュージカルの「王の愛」が土曜日と日曜日に行われます。愛する兄弟姉妹の皆さん。苦難の状況の中でも、神様が愛であることを信じなければなりません。私たちは全身全霊でこの御国を求めましょう。やがて消え去る地上のものを求めず、永遠に変わることのない神の御国を追い求めましょう。神様の慈しみだけが永遠に残ります！■【2019.12.08】