MENUMENU
previous arrow
next arrow
Slider

私たちの将来は神様の手の中にある

先週の水曜日(7月10日)に香港中等教育修了証書試験(DSE)の結果が発表されました。主に感謝します!私たちのユースの多くの青年たちは良い結果を出し、地元の大学へ進学できるチャンスを獲得しました。

DSE試験は青年達が乗り越えなければいけない最も大事な人生のハードルのうちの一つです。その試験の良い結果によって志望校への道が開かれるからです。思うような結果でなければ、大学以外の道を選んで、新しい人生のページを開くことになります。今この時に大学へ進学しなかったからといって、彼らは一生神様に用いられないということがあるでしょうか。もちろんそういうことではありませんDSE試験の結果だけが人生のスタートポイントではありません。私たちの人生は神様の手の中にあるのです。前に進み、学びの方法を変え、神様により頼んでいくなら人生の道は必ず良いものとなるでしょう。そして、あなたの人生はもっと輝き、香港はあなたのおかげでさらに良くなるでしょう。

愛する若者の皆さん、あなたの点数が大学へ入るための点数に満たしていなかったからといって、軽々しく勉強を諦めると言ってはいけません。今日、大学で受ける教育は基礎にしか過ぎないと考えられていますが、それをしっかり終了することで、後の人生で大きく神様に用いられる者になれるのです。私が学生の時は、学ぶことを妨げる様々な障害にぶちあたりました。非常に苦労し、努力を重ねた後に私はようやく大学を終えることが出来ました。

1973年、神様の恵みにより香港教育検定(HKCEE)で英語もかろうじてパスして6教科に合格する事が出来ました。しかしその後、最初の大学受験に落ちてしまいました。それで私は日中は働き、夜は一人で受験勉強をしました。また友達付き合いもしていましたし、多くの時間は重病の母の看病に取られていました。その時期は非常につらい時期で、最終的に香港の大学の扉は開かれませんでした。私はそれでも勉強をあきらめませんでした。1977年、私が23歳の時に母はガンで亡くなりました。その後、香港を離れ台湾で勉強を続ける機会が与えられました。台湾でもなお大学に進学する前のコースを一年かけて終えなければならず、そうやってようやく大学に入りました。

一方で私の貯金は台湾の5年間の学費には到底足りませんでした。神様に感謝します。神様は奨学資金を与えてくださいました。香港での私の勉強は十分ではありませんでしたが、主に仕えるために準備をするという事を決心した時、台湾では勉強に対する意欲が上がりました。私は良い成果を出すことが出来、奨学資金を得る事が出来ました。大学を終わらせることが出来たのは、本当に神様の恵みによる事です。

愛する若者の皆さん、あなた達は今大きなプレッシャーを感じていると思います。しかし、私は勉強を決して諦めないように皆さんを励ましたいと思います。希望をなくしてはいけません。今は思うような結果ではなくても、大学課程を終わらせることが大切であり、そして学びといのは人生かけて学んでいくものだからです。私たちは信じて神様に将来をゆだねるべきです。どの大学に行くか、どの教授につくかが最重要ではありません。

神様に感謝します!神様は幼稚園、小学校、中学校から高校、さらに大学を含め、学校を建てるために611を導き、またそれらが神様の手にゆだねられています。なぜなら、家庭と学校の両方が、いのちの木を植える上で重要な土壌となるからです。愛する兄弟姉妹の皆さん、特に若者の皆さん。神様にさらに近づいていき、自らをととのえて、教会に与えられた教育に対するビジョンと召しに応答していきましょう。

■【2019.07.14】ジョシュア•チャン師
本稿は611霊糧堂週報940号より抜粋