「受け入れられる2019」の早春は天気も温かく、二つの夫婦キャンプを同じ日に行うことが出来ました。そのうちの一つは医師たちのために特別に用意したものでした。教会夫婦キャンプは今年で18年目、これからまた新しい道程に入って行くことに高揚を覚えています。
私たちの弟子のChak ManとElaineは医者であり、医者達を牧会したいと願っていました。そこで、私たちは何人かの医者たちと夕食会を開くことにしました。その夕食会の間、611は家族関係と結婚関係を特に重視していて、夫婦キャンプという特別なキャンプを開いていることを話すと、彼らの多くが興味を持ってくれました。そこで、私たちはすぐに医師達のためのキャンプを3月2日に開くことにしました。私たちは対象を医師達に絞って仕えることで、より彼らの必要を満たすことが出来ると考えたからです。
その後で、私たちはすでに同じ日に予定されている別の夫婦キャンプがあることを知りました。他に選択肢がないため、2つの異なる場所で2つのキャンプを同時に開催することにしました。このことはスタッフの許容力が試される良い機会となりました。多くの調整の後、私たちの弟子である夫婦の何組かに協力を求めました。こうしてキャンプのための計画は迅速に完了しましたが、私たちには皆が私たちの顔を立てるために参加を決めたのではないかという疑念が残りました。しかし結果は、神の臨在と祝福が会場を満たしたことでそうではなかったことが証明されました。
説教準備のために私も師母も参加することが出来なかったのですが、彼らへの私たちの愛と関心を示すために、師母はそれぞれ「家庭的花々」、「地の従順」、「火の魅力」、「ヤコブのはしご」、「祝福と勝利」、「養いが真珠を産み出す」と「火の洗礼」と名づけた七つの花束を会場に用意しました。そのおかげで、どちらの会場も暖かく、濃い愛の雰囲気に満たされ、参加者たちは積極的に自ら進んで心を開き、深い分かち合いをすることが出来ました。あるセッションでは、夫が妻に花を送って、愛を込めて一緒に踊ったのですが、 参加者たちはこのセッションに特に感謝していました。
Chak ManとElaineが「預金」のセッションで自分たちの分かち合いを公開デモンストレーションして、お互いを誉め合うところでは、多くの夫婦が涙していました。Adino牧師と彼の妻、そしてWai Keung校長と彼の妻の教えやイラストレーションは、活気にあふれ、鮮やかでした。 MGリーダーであるAlex Wanとその妻が「最初に神、次に人、次に大地」でメッセージを締めくくったので、すべての参加者が、夫婦関係における神の心を深く理解することができました。 ミニストリーチームはまるで「ドリームチーム」のように成長しており、素敵な奉仕をささげ、素晴らしい結果を生み出しました。
キャンプの終わりに、参加者たちは「伝説的」キャンプを直接体験したことに感謝していました。彼らはそれが聞いていたのと同じくらい暖かく、そして深いと感じました。611の集会に出席することに大きな興味を持ち始める人もいれば、3泊4日の夫婦キャンプへの参加に意欲を示す人たちも出て来ました。
親愛なる兄弟姉妹のみなさん、「52年のあいだに遍く全地に命の木を植える」というビジョンは、夫婦キャンプを通して、都市、国、文化を変えることで拡大していきます。 確かに、私たちはビジョンを守り、信仰を持って進みます。人々がもはや家族関係に無関心にならないように、夫婦関係や家族関係を愛情深いものとすべきです。 私たちは間違った価値体系を好転させ、地球を神と人の支配下に置くのです。そうすれば、「額に汗して食べる」という呪いは解かれ、大地が人のために働くようになるでしょう。そして家族は大いに祝福されるのです。
■2019.03.10ジョシュア•チャン師
本稿は611霊糧堂週報922号より抜粋