先週の土曜日、「ヤコブシリーズ」の最後であり、7番目のメッセージでもある「ヤコブ、約束を受け継がせていく」を説教しました。神に感謝します!ヤコブの人生はちょうど私たちの人生と同じようなものです。ヤコブはただ神の憐れみと選びによって祝福と相続の地に入りました。
2019年(1月6日)の最初のメッセージ、「神は私たちを受け入れられる」を説教して以来、私は信仰によって歩み、神の御わざの数々を見せて頂いています!特に、この年の始めに神は約1万5千㎡(約4500坪)を超える土地を購入するように導きかれました。その後に神は「ヤコブシリーズ」の説教を始めるように導かれました。ひとつひとつのメッセージには、神により受け入れられる恵みに満ちていました。なぜなら、それぞれの牧師がヤコブシリーズをメッセージをしたのですが、牧師たちにそれぞれぴったりのメッセージが見事になされたからです。ヤコブシリーズは、アンナ牧師、アディノ牧師、MGリーダーであるジェイソン伝道師、デボラ牧師、ホー・キット牧師、そしてルビー牧師によってメッセージされ、この牧師たちの人生がこれらのメッセージに反映されたものとなりました。時々、突然メッセージする牧師が代わったりしましたが、それでもその牧師の人生がメッセージに見事に合っていました。私は創世記25章から36章を7つのパートに分け、それぞれをメッセージをするように振り分けました。なんと素晴らしいことでしょうか。神の恵みがあらわされ、神の御わざによって確証が与えられました。
先週の日曜日(2月24日)に最後のヤコブシリーズのメッセージがなされました。そのメッセージは私にぴったりでした。あらためて自分はまさにヤコブと同じだったと思わされました。ヤコブは約束された祝福を得るために、神の恵みと憐れみによって奮い立たせられ、南の方、つまり彼の父の故郷であるヘブロンへ戻りました。何年も前に、師母と私はバンクーバーからアメリカのアガぺインターナショナルリーダーシップ訓練校へ行きました。それは信仰による旅でした。そこで私もヤコブと同じように父なる神の約束と祝福を頂きました。香港に戻った後に、さらに私は実際の私の父からも祝福をもらいました。ヤコブシリーズを語ったすべてのメッセンジャーが彼らもヤコブのような人生を体験したと同感しています。私たちが気づいていないうちから、神のメッセージを語る器になるため、私たちを受け入れ、選び出して下さったのは、まさに神です。
この「受け入れられる2019」では、私達は必ず神の御わざを見るのです。ヤコブの人生がこのことを特に夫達、父達に思い起こさせてくれます。たとえ私たちがどこから見ても身分の卑しい者であったとしてもです。私たちは時に貪欲で、文句を言い、そして消極的で、責任から逃げたりします。それにもかからわず、神の恵みにより、神は私たちをヤコブがイスラエルに変わったように、変革させて下さいます。たとえ私たちが自覚がなかったとしても神に選ばれた者なのです。私はこのことのゆえに本当に神に深く感謝しています。
師母と私はよく互いに詩篇113篇7~9節をもって励まし合います。私たちは弱い者であり、身分の低い者でありますが、しかし「主は、弱い者をちりから起こし、貧しい人をあくたから引き上げ」、そして「彼らを、君主たちとともに、御民の君主たちとともに、王座に着かせられる。主は子を産まない女を、子をもって喜ぶ母として家に住まわせる。」この事を思うとき、私たちは神を褒めたたえられずにはいられません!
愛する兄弟と姉妹のみなさん、神は私たちの人生に御言葉をもって語ってくださいます。ヤコブシリーズは私たち全員に助けとなっています。多方面からの見方でヤコブの人生を理解するとき、神の約束と祝福をさらに良く理解することが出来ます。(「父祖たちへ、約束を、受け継がせる」を参考)師母と私だけが神に選ばれ、憐れみを受けている者ではなく、611教会を含むすべての教会が受けています。エルシャダイである神に信仰をもってついていけば、私たちの心もヤコブのように「南方へ」行き、父祖たちへ、約束を、受け継がせていきます。そして、上からの祝福が確かに私たちの上に注がれます。
■2019. 03.03.ジョシュア•チャン 師
本稿は611霊糧堂週報921号より抜粋