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「祈りの洞穴」に入る

主に感謝します。五日間(11月7日から11日迄)の教役者たちによる訪問ツアー(611のことを深く知る)は円満に終わりました。各国から35名の牧師夫妻とフルタイムスタッフたちが、611の発展とビジョンを理解するために来られました。私たちはミニストリーについてよりも、いのちと関係、どうやって主の器を整え,チ-ムワ-クを築くのか、また関係の中での起こる衝突にどう向き合うかについて分かち合いました。

訪問団滞在の最後の夜、何組かの牧師夫妻が「関係こそが教会の土台で、それが夫婦関係から始まることに気がつきました。」、ある牧師は皆の前で悔い改めて、「夫婦関係を新たに始めたい。」と言い、ある牧師は「フルタイムスタッフに謝って、愛によって関係を再構築することを決意しました。」と分かち合ってくれ、本当に感動の時となりました!

感謝します。神様は私と師母を選んで、神の栄光を持ち運び、現す器として整え、共に教会を建て上げて、いのちの木を育てる者とされました。神が私たちに、遍く全地に52年でいのちの木を植えるというビジョンを託されてから、私たちの身丈も引き上げてくださり、直面する挑戦と試練も段々大きくなっています。私たちはどのようにこのビジョンを成し遂げられるでしょうか?

少し前、私たちは遠くアメリカにまで行ってEvery Home for Christの総裁ディック・イーストマン(Dick Eastman)牧師のこの働きにおける三十周年記念集会に参加しました。このときに彼らのオフィスに「祈りの洞穴」があるのを見ました。執り成しの祈り手たちがその中で国家のために祈るためです。彼らは長い年月をかけて、多くの献身的な祈りの将軍を育て、米国のために絶えず見張りの祈りを続けています。だからたとえ米国の状況や霊的な環境がどれだけ困難でも、執り成しの祈りの力でヨ-ロッパに比べれば米国の霊的な雰囲気はまだ活発です。執り成しの祈り手たちが国家に代わって罪を悔い改めているので、主なる神も米国を諦めておられません。

この旅を通して、私たちは祈りがどれだけ大事なものであるかを深く悟らされました。遍く全地に52年でいのちの木を植えるビジョンを成し遂げるために、先ず祈りからスタートするのです!ただし、祈りの雰囲気を築くために教会のフルタイムスタッフたちが先頭に立って導く必要があります。昨年一年間は、私たちのフルタイムスタッフは多くの奉仕を抱え、とても忙しくしていました。そのような中でデボラ牧師が教会のために祈ると「安息に戻りなさい。もっと深く祈って神を待ち望みなさい。そうすれば、大きな使命を果たせます。」という神の御心を受け取ったのです。
そういうわけで、来年は、教会全体がさらなる安息と祈りに入っていきます。「祈りの洞穴」を用意し、特にフルタイムスタッフたちが中心となり、そこで自分のいのちの養い、教会、香港や各国家などの見張りの祈りをしてもらいます。そこで祈りの勇士がたくさん起こされますように!ともに祈りの城壁を築き上げ、私たちの家庭や国を守っていきましょう。アンナ牧師は御国リバイバル部門からパワーミニストリー部門に移り、祭壇に祈りの火をつけます。感謝なことにアンナ牧師には、目の傷を癒す間、祈って神を待ち望むための多くの時間が与えられていました。その彼女が祈祷部に戻って、スタッフたちを導き、247の働きを整え、皆さんの祈りに対する情熱を盛り立ててくれるでしょう。

親愛なる兄弟姉妹のみなさん、共に自分の心を「祈りの洞穴」に入るために準備し、さらに深く神と繋がり、祈りによって神が私たちに与えられる約束の地に入っていきましょう!

(本稿は香港611教会週報906号より抜粋 【2018.11.18】ジョシュア・チャン 主任牧師 )