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安息の中、前へ進む

仮庵祭の後、神は私たちを安息に戻るように導かれたので、私達は休養と回復の期間に入りました。神を待ち望むことによって皆が霊と体の力を回復し、新たな力を得るためです。

教会はこれから半年間、奉仕をゆっくりにし、フルタイムスタッフとボランティアスタッフの奉仕量を減らします。たとえば、《Whole Whole Family報》は毎月発行だったものを隔月発行に変えます。一年に三回であったミュ-ジカルも半分に減らします。定期的な礼拝や弟子訓練はいつも通りに行い、それ以外は各部門で如何に奉仕を減らし、ペースを落として、皆で神を待ち望むことに専念できるか検討していきます。平静と平安の中、これから52年で命の木をあらゆるところに植える旅をするためです。これは鮭の産卵の過程に似ています。毎年秋になると、鮭は海から元の川に戻って来て、卵を産みます。上流へ流れに逆らって泳いで行くのに膨大な力を使うため、鮭は先ず、川の中で休んで待ち、十分に力を蓄えてから故郷へと一気に泳いで行きます。

同様に、私たちは安息に立ち帰り、その中で前へ進み、力を浪費しない方法で仕えましょう。例えば、先週にした教役者向けの夫婦キャンプでは、私と師母も力を抜くための原則に従って準備をし過ぎないように心がけながら、自分の人生の中から何を話すことが出来るか考え、自分にストレスをかけずに、ただ聖霊さまの自由な導きによって行いました。

教会の主日礼拝では《シ-トべルトシリーズ》のメッセージが始まりましたが、第二話では「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」(箴3:5-6)の御言葉が話されました。心を尽くして神に拠り頼むということは、自分の考えを捨て、自分の悟りや力に頼らず、一歩一歩、神に従っていくということです。職場に務めている兄弟姉妹たち、ただ心を尽くして神に拠り頼むなら、必ず神の奇跡という結果を受け取ります!

最近のモ-ニングディボ-ションは歴代誌上23章で、その内容にダビデがレビ人を集めてその数を数えたところがありました。メッセージへの応答の時になって私たちも会場にいる人の数を数えました。その中には韓国から尋ねて来られた牧者たちもいて、合計はなんと352人でした。改めて「52」が示され、神は明確に52年で生命の木をあらゆるところに植えるビジョンにとても真剣なのだと認識しました。

52年で命の木を植えるビジョンはただ行ってこのミッションを成し遂げるということではなく、主イエスさまのように御自身の生き方で弟子を育て、彼らが命の木に変えられていくようにすることです。そうすることで命の木を植え、またMG12の弟子訓練と相まって、多くの実を継続して結んでいけます。神御自身が必ずこれを成し遂げてくださいます。

今週は私の64歳の誕生日です。私の多くの友達や同級生たちはもう退職しています。しかし、神はまだ私を継続して用いておられます!過去、私は人に捨てられた、卑しい者にすぎませんでしたが「主は、弱い者をちりから起こし、貧しい人をあくたから引き上げ。」(詩篇113:7)てくださいます。親愛なる兄弟姉妹のみなさん、私たちは皆ふさわしい者ではなかったのに、神は私たちを選んで召してくださいました。私たちの弱さの上に神の大いなる力と栄光が現されますように!
(本稿は香港611教会週報903号より抜粋 【2018.10.28】ジョシュア・チャン 主任牧師 )