MENUMENU
previous arrow
next arrow
Slider

ゼロに戻って神に合わさり、遜りつつ前へ

七月の「クルーズカーニバル」から仮庵祭と千人バプテスマ式にまで至って、私とフルタイムスタッフたち、及び部族長たちは霊において異常なほどの興奮に達し、極めて高い一つの地点に到達しています。

昨年のビ-チバプテスマでは500人が洗礼を受け、それから暫く経ってもメディアは取材も報道もしませんでしたが、今年、メディアは私達が852人を洗礼に導いたことを報道しました。これは意外な収穫であり、神が私達のすべての思いや求めを超えて、素晴らしい御業をなさって下さったが故です。

その後、私は師母とリトリ-トに行き、そこで、神は私たちに「ゼロに戻りなさい」と語られました。

では、どのようにゼロに戻るのでしょうか。台風の山竹(サンジュ-)が来る前、私たちはただ祈って待つしかありませんでした。最終的には正常な手順と状況に従い、バプテスマの日時を9月30日に延期しました。
しかし、それでも外部の人々は誤解し続け、私の心は非常につらく、神の御前に立ち帰って重荷を卸し、重ねて心を新たに調整すること必須でした。これが一つ目のゼロに戻るということでした。

もう一つ、アメリカから帰ってきたばかりの時、来年のイスラエル大統領の朝食祈祷会に出席するための招待を受けました。これは神からの突然の昇進辞令でした。

また、バプテスマ式の日時変更後、感動的な知らせがひっきりなしに来て、多くの人々からの支持と賞賛を頂きました。神のなさった大いなる御業です。彼は私たちを用い、また認めて下さるのです。さらに重要なのは「キリストは仮庵祭の最中に御降誕された」という知らせが、やっと香港中に伝わったということであり、これは最もエキサイティングなことでした。

肯定的な応答を得られはしましたが、これに対して私たちは二つ目に神の御前にゼロに戻る必要がありました。一時的な賞賛を誇ってはいけません、私たちはみな、ただ恵みを受けた罪人に過ぎないからです。すべては神の御恵みです。私たちは出発点に戻り、栄光は神にお返ししましょう。

三つ目のゼロに戻ることは私の体と心、霊的な疲れを取ることでした。体は元々疲れていたので立て続けの活動で声が出なくなってしまいました。「クル-ズカ-ニバル」からバプテスマの開催に至るまで、波が押し寄せるように一つ一つの事が起こりました。9月にはイスラエルから香港に帰ってすぐに台風の対策を段取りし、一方で外部の人々の誤解に対して釈明し、一方で内部の兄弟姉妹たちを励ましました。たくさんの話しをしなければならず、色々なことを決めなければいけませんでした。そして状況の変化に合わせて日取りも変えました。聖霊と密接に繋がって、心を研ぎ澄まして彼の導きを知り続けるために、私は神の御前にゼロに戻ること、祈りや休みを得る必要があります。

最後にもう一つのゼロに戻ることは、関係においてです。直近数か月の忙しさによるストレスのせいで、私は師母との関係において時間をかける必要を感じており、それはもちろんスタッフ達との関係においても同じです。私たちは引き上げられたからといって、自分のことを大物だと思ってはいけません。私たちはみな、ただ恵まれた罪人に過ぎないのですから、初心に戻らなければならないのです。いつも出発点に立って人と交わりましょう。

親愛なる兄弟姉妹のみなさん、私たちは共に神の豊かさと御恵みを経験し、彼の奇しい御業を見てきました。今日、神の御前に行き、神に照準を合わせて、彼との親密な関係を築くように皆さんを励ましたいと思います。私たちは否定的な要因に影響されず、そして賞賛によって誇らず、私達の心を守りつつ継続して前に進みましょう。神に服従し、従い行き、感謝しましょう。
(本稿は香港611教会週報901号より抜粋 【2018.10.14】ジョシュア・チャン 主任牧師 )